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田辺光彰さん死去 野生稲モチーフの彫刻家

カルチャー 神奈川新聞  2015年04月12日 03:00

死去した田辺光彰さん
死去した田辺光彰さん

 野生稲をかたどった作品で知られる彫刻家、田辺光彰(たなべ・みつあき)さんが3月30日午後、肺炎のため川崎市内の病院で死去したことが11日分かった。76歳。横浜市出身。自宅は横浜市港北区下田町3の10の34、日吉の森庭園美術館内。葬儀・告別式は既に行った。喪主は妻美紗代(みさよ)さん。

 県立横浜翠嵐高校を経て多摩美術大を卒業後、世界的彫刻家のイサム・ノグチさんと出会い、影響を受けた。40代後半からは、野生稲をモチーフにした巨大な作品を手掛けた。野生稲自生地の保全活動にも尽力し、タイやインドの稲の研究所や博物館、ローマの国連食糧農業機関(FAO)本部にも彫刻作品を寄贈した。

 また、翠嵐高校が80周年を迎えた1994年には、制作したモニュメントがOB会によって寄贈され、同校正面に展示されている。


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