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原子力空母交代を問う 市民団体が5月から市民へ活動本格化

社会 神奈川新聞  2015年04月09日 03:00

交代に向けた航海が近づく原子力空母ジョージ・ワシントン
交代に向けた航海が近づく原子力空母ジョージ・ワシントン

 米海軍横須賀基地に配備されている原子力空母の今秋までの交代を機に、空母の安全性などの問題について広く横須賀市民に知ってもらおうと、複数の市民団体が立ち上げた「原子力空母交代を問う市民アクションプロジェクト」が5月から本格スタートする。

 2008年9月から同基地に配備されている原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)は大規模修繕などのため米国本土に戻る。代わりに、同型の原子力空母ロナルド・レーガンが配備される。GWは5月中にも警戒任務で出港する。

 その後は同基地に戻らない見通しで、レーガンの母港の米西海岸サンディエゴで8月に交代するとみられる。

 市民グループ「原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会」を中心とした複数の賛同団体は2月、プロジェクトへの参加を呼び掛けるキックオフ集会を開催。原子力空母の危険性などを記したリーフレットの市内への戸別配布や各地区の町内会・自治会などを対象にした意見交換会の開催、空母交代の是非を問う市民アンケートの実施などを紹介した。

 5月から、市内5地区(久里浜・北下浦、衣笠・西地域、追浜・田浦、本庁・逸見、大津・浦賀)に分け、意見交換会をスタート。アンケート結果は8月には出る予定だ。シンポジウムの開催なども検討しており、全市的問題として多角的に議論していく。

 5月10日(午後5時)には、ヴェルクよこすか(横須賀市日の出町)でこれらの活動を具体的に進める「市民アクションスタート集会」を開く。プロジェクトをまとめてきた呉東正彦弁護士は「いよいよ実質的に動きだす。原発稼働問題に匹敵する空母交代問題について、たくさんの人が集まり、意見を共有できるような元気の良い集会にしたい」と話している。


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