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横浜駅、活性化の起爆剤に 「馬の背」解消で商業関係者

社会 神奈川新聞  2015年04月07日 10:00

再開発が本格的に動きだす横浜駅西口=横浜市西区
再開発が本格的に動きだす横浜駅西口=横浜市西区

 横浜駅西口の懸案事項とされてきた“馬の背”が、ついに解消される。バリアフリー化が進み、利用者の利便性が向上するとして、商業関係者からは歓迎の声が上がる。2020年開催の東京五輪を見据え、本格的に動きだす横浜の玄関口の再開発。今後の進展に、期待感が広がっている。

 横浜駅中央自由通路が全面開通したのは1981年。分断されていた東口と西口が結ばれ、回遊性は高まったが、同通路から西口地下街ザ・ダイヤモンドやバスターミナルへ向かうには上り下りが必要で、駅利用者には不便が生じていた。

 「馬の背の解消により、地下街へスムーズにアクセスできるようになり、西口の利便性が向上する。バリアフリー化が進むのは大変喜ばしい」。横浜駅西口振興協議会の鳥居眞会長(相鉄ホールディングス会長)は、事業の意義をそう表現する。

 開発が進む東口やみなとみらい21(MM21)地区、さらには都内との地域間競争が激化する中で、動きだす西口の再開発。商業関係者らの間には、今回の再開発を活性化の起爆剤に、との思いが強い。

 西口の核となっている横浜高島屋の堀口建治店長は、まちの魅力向上につながるとした上で、「高島屋がまちづくりに果たす役割は大きい。今後もその役割を担っていきたい」と、地元との連携強化に意欲を見せる。

 注目されるのは地上の駅前広場だ。横浜市は歩行者空間の拡張に向け、本年度にも設計に着手するとしているが、バスターミナルへの動線をどうつくるかなど課題もある。市が示す構想次第で、西口の人の流れが大きく変わることになる。

 鳥居会長は「地域全体として、新鮮で、お客さまにわくわく感を提供できる施設や機能を備え、さらに魅力的なまちになることを期待している」としている。


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