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空き家をシェアハウスに 関東学院大生が改修

社会 神奈川新聞  2015年04月07日 03:00

改修した空き家をお披露目したセレモニーで、家の形をしたくす玉を割る卒業生、オーナー、入居者=4日、横須賀市追浜町
改修した空き家をお披露目したセレモニーで、家の形をしたくす玉を割る卒業生、オーナー、入居者=4日、横須賀市追浜町

 関東学院大学(横浜市金沢区)の学生が、横須賀市追浜町で取り組んでいた空き家のリノベーション(大規模改修)が完了した。同大の学生3人が入居してシェアハウスとして活用する。地元の行事にも積極的に参加し、地域活性化への貢献を目指していく。

 3月に卒業した佐藤勇希さん(22)と工藤達矢さん(22)の空き家問題をテーマにした卒業検定がきっかけで、1月下旬から工事を始め実現した。

 4日にお披露目会が行われ、佐藤さんは「最初は何から手をつければいいのか分からなかったが、多くの人の協力でここまでやってくることができた」と振り返った。「今回の活動は空き家再生だけが目的ではない。後輩たちはこの住宅を拠点にし、さまざまな地域活動に取り組んでほしい」と呼びかけた。

 居住するのは建築・環境学部の新2年生3人。共有スペースは授業で提出する模型を一緒に作るなどして活用していく。入居する1人、篠宮ナルさん(19)は「予想よりもきれいになって驚いている。地域の人たちと積極的に交流を進めていければと思っている」などと語った。

 お披露目には、同大の学生や教員、家屋の所有者、作業を指導した工務店、地元町内会、補助金を出した横須賀市の関係者ら25人ほどが出席。家の形をしたくす玉を割り、節目の完工を祝った。


横須賀市、解体作業を終了

 横須賀市が、老朽化により倒壊の危険があると判断した空き家の解体作業が終わった。建築基準法に基づき、行政が老朽空き家を解体した県内初の事例。

 建物が所在していたのは同市東浦賀の斜面地で、建築面積は約25平方メートル。1988年に所有者が死亡して以降、空き家になった。

 同法に基づき撤去命令を出していたが、相続放棄による管理者の不在が確認されたことなどを受け、代執行での解体に踏み切った。

 作業は先月13日に着手。同30日に完工の検査を行った。75万円の費用は相続放棄によって請求先が存在しないため、市が負担する形となる。


大規模改修で設置されたウッドデッキに立ち、街並みを見下ろす関係者=4日、横須賀市追浜町
大規模改修で設置されたウッドデッキに立ち、街並みを見下ろす関係者=4日、横須賀市追浜町

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