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狂言稽古の成果披露 川崎でこども教室発表会

カルチャー 神奈川新聞  2015年04月06日 03:00

4カ月間の学習の成果を舞台で披露する子どもたち=川崎市川崎区の川崎能楽堂
4カ月間の学習の成果を舞台で披露する子どもたち=川崎市川崎区の川崎能楽堂

 600年以上続く伝統文化「狂言」を約4カ月間学んだ子どもたちが、その成果を披露する「こども狂言教室発表会」が5日、川崎市川崎区日進町の川崎能楽堂で開かれた。市文化財団が主催した。

 狂言教室は、財団が公募した子どもたち27人を対象に、昨年12月13日から発表会のこの日まで、計13回開かれた。講師は狂言方大蔵流山本会の山本則俊さんと長男・則重さん、次男・則秀さん親子が務めた。

 子どもたちはあいさつの仕方や、立つ・座る・歩く・走る-といった基本を学んでから、花見を題材に、「花見の花は桜のこと」と言う主人と、「桜なら桜とおっしゃい」と言う家来の太郎冠者が言い争う「花争(はなあらそい)」など演目ごとに分かれて稽古を重ねた。

 発表会では2~3人に分かれて七つの演目を披露した。トップバッターで「花争」を演じた太郎冠者の山根悠歩君(市立登戸小新5年)は「せりふと動きを合わせるのが大変だった」、主人の竹岡麟太郎君(同岡上小新4年)は「緊張したけどうまくできた」と、ともに笑顔で話した。

 則俊さんは「狂言は人間の愚かしさなどの教訓を笑いに包んで表現している。子どもたちにはその教訓や、狂言の面白さ、楽しさを感じてほしい」と話していた。


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