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投手陣粘れず苦杯 4月4日・ヤクルト戦

ベイスターズ 神奈川新聞  2015年04月05日 03:00

7回表同点を許し渋い表情を見せる国吉=横浜
7回表同点を許し渋い表情を見せる国吉=横浜

2回戦(横浜スタジアム)
ヤクルト 
000 100 122|6
200 000 000|2
横浜DeNA 


 信じたくない光景が広がった。四回2死一塁で快調に飛ばしていた山口のツーシームがすっぽ抜け、田中浩の頭部付近を直撃した。

 前夜15安打を許したヤクルト打線を封じ込んでいた右腕が危険球で退場に。わずか54球で降板した右腕は「1回でも長く投げ、中継ぎの負担を減らしたかった。田中(浩)さんに申し訳ない」と痛恨の1球を悔やんだ。

 結局、終盤の3回で5失点し、今季初の逆転負け。中畑監督は試合後、「もう一踏ん張りしないと。逃げ切れるぐらいの力が欲しい」と語気を強めたが、奮闘が続く救援陣を責めるのは酷だろう。開幕から8試合で、ブルペンは早くもスクランブル状態なのだ。

 ここまで先発の平均投球回数は5回1/3。中継ぎ陣への負担は大きく、敗戦投手となったエレラはプロ人生初の3連投から中1日での登板。同点とされた国吉も5試合目のマウンドで、疲弊しているように見えた。川村投手コーチも「2試合続けて先発が早々にいなくなると、リリーフがしんどくなる。責められない」とため息をついた。

 初の連敗で貯金もなくなり、Bクラスに転落してしまった。だが、ここ数年、繰り返したように、開幕直後から沈んでしまうわけにはいかない。

 「投手陣として戦っている。常にカバーの気持ちを持っている」と、気丈に語ったのは好救援した田中。その信頼感が選手同士にある限り、まだまだ踏ん張れるはずだ。


 「アクシデントがあって先発がこれだけ早く終わると、中継ぎに負担がかかる。しんどい内容になりましたが、逃げ切れるぐらいの力が欲しいね」


 ○…筒香の今季本拠地初アーチとなる先制2ランは空砲に終わった。

 初回2死から梶谷が二塁打でつくったチャンス。「昨日は序盤から追いかける展開。今日は先制点が何としても欲しかった」と、143キロのシュートを満員の右翼席に放り込んだ。6試合ぶりの3号に、「うまく力が抜けて、よく飛んでくれた」と振り返った。

 前夜は開幕からの連続試合安打が6で止まったが、この日は2安打と好調を維持。頼れる主将は「負けたら打っても意味がない。引きずるとよくないので、切り替えてどんどんいくしかない」と前を向いた。


  ○…危険球退場の山口の後を任された加賀が、緊急登板にも動じず、しっかりと救援した。

 四回2死一、二塁の場面で突然のマウンドへ。まだキャッチボールを始めた準備段階だったが、「いつものピンチのときと一緒。抑えるしかない」と、ギアを急ピッチで上げ、中村を空振り三振に仕留めた。

 3連投の力投も、勝利にはつながらなかった。それでも、「ブルペンに電話がかかってきたら、あとは打者との勝負。それだけ」とプライドをのぞかせた。


 小林(6番手として九回に2失点。2軍での調整が決まり)ブルペンでできていることが、マウンドでできていない。もっとストライクゾーンで勝負しないと。もう一度制球を磨いてきます。


8回表、勝ち越しを許し天を仰ぐエレラ=横浜
8回表、勝ち越しを許し天を仰ぐエレラ=横浜

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