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地方創生、改革…支持訴え 各党幹部、県内走る

選挙 神奈川新聞  2015年04月04日 03:00

 県議選・政令市議選が告示された3日、与野党の各党は、県内で激戦が予想される選挙区を中心に、党首や幹部を相次いで投入した。地方創生や政治改革に対する支持を訴えた上で、議席争いで激突する政党を名指しで批判するなど、初日から激しい舌戦を繰り広げた。

 「首長の提案に唯々諾々の議員を選んでも意味がない。市民目線で政策を実行し、率先して身を切る候補者を支援してほしい」。維新の党の江田憲司代表は、横浜市青葉区で第一声を上げた。統一選を「全国に草の根を生やす選挙」と位置付け、神奈川には大阪に次ぐ規模の候補者を擁立した。

 公明党の山口那津男代表は、JR川崎駅前で「地方創生を託す人を選ぶ選挙だ。公明党の(国会、地方議員の)ネットワークの力は並大抵ではない」と、第一声を放った。県議選で定数1減となる川崎区を全国最重点区に位置付け、てこ入れに注力する。JR鶴見駅前では太田昭宏国土交通相が「結果を出すのが政治だ」と、与党の実績を強調した。

 「県議会で自民、民主、公明、維新は知事の提案にほとんどすべて賛成する“オール与党”だ」。JR新横浜駅前では、共産党の志位和夫委員長が「平和や暮らしを壊す政治に『ノー』の審判を下す声を地方から上げて」と安倍政権を批判し、支持を訴えた。

 社民党の福島瑞穂副党首も、相模原市南区での応援演説で「集団的自衛権は違憲。絶対に許してはいけない。政治の頑張りどき。安心して年をとることを保障しなければいけない」と力を込めた。

 次世代の党の松沢成文幹事長は、横浜市議選で唯一の公認候補を擁立した港北区で応援演説。受動喫煙防止条例の制定や電気自動車の普及促進など県知事時代の実績を説明し、「地域から改革モデルをつくれば日本中に波及する。その先頭に立ちたい」と訴えた。

 日本を元気にする会の松田公太代表は川崎市中原区で、近年の低投票率に触れ「『誰に投票しても変わらない』という人が多いからこそ、日本を元気にする会が生まれた」と強調。「皆と議論をし、投票の結果を実現していく」と、同党の打ち出す直接民主型政治へ理解を求めた。

 みんなの改革の浅尾慶一郎代表は横浜市栄区を皮切りに、計6人の応援に駆け付けた。JR藤沢駅南口での演説では、「特定の組織や団体から支援を受けず、しがらみがないから改革を進められる。誰が市民・県民目線で改革を実行できるのか考えてほしい」と声を張り上げた。

 自民党や民主党の幹部による応援演説はなかったが、今後は接戦が予想される選挙区を中心に県内入りが予定されている。


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