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県議、3政令市議選 
いざ号砲、候補者街へ 個性や強みアピール

選挙 神奈川新聞  2015年04月04日 03:00

県議選、政令市議選の号砲が鳴り、街頭で支持を訴える候補者ら=新横浜駅前(一部画像を修整しています)
県議選、政令市議選の号砲が鳴り、街頭で支持を訴える候補者ら=新横浜駅前(一部画像を修整しています)

 県議選と横浜、川崎、相模原の3政令市議選が3日告示され、各候補者は一斉に街頭へ走りだした。「地方創生」が問われる今回の選挙戦で、地域に根ざした政策をどう訴えていくか。激戦、混戦も予想される9日間の大勝負。それぞれの個性や強みを有権者にアピールしようと懸命だ。 

 午後1時、川崎市内の小田急線の駅前で出陣式を行った県議選の女性候補(38)は大きくなったおなかを抱え訴えた。「妊娠や出産を経験しながら仕事をする女性の方々とともに、新しい社会の開拓者の一人としてやっていきたい」

 5月に出産を控える。だが「妊娠が分かったのは党の公認を受けてから。ひとときたりともこの挑戦を諦めようと思ったことはない」。第一声では「おなかの子どもと全力で頑張っていきたい」と繰り返し、育児しながら働く女性の立場を強調。有権者から「大事にしてね」と、言葉を掛けられる場面もあった。

 横浜市内から出馬した現職(34)は、県議選の女性候補では最年少。霧雨の中、力強くマイクを握り、「子育て、介護とそれぞれの世代に課題がある。女性が輝く社会づくりのために取り組みたい」と、生活に根ざした視点をアピールした。

 横浜市議選に無所属で立候補した新人(40)はかつて衆院議員という異色の経歴だ。民主党が政権交代を果たした2009年、ゆかりのなかった静岡で比例復活したが12年は敗れ、生まれ育った横浜の地で地方議員を志すことにした。

 しかし、過ぎ去った日々の重みと変わりゆく地域の現実を知った。「選挙の応援を同級生たちに頼もうと思ったが、ほとんどが家を出てしまっている。地元にいるのは僕の両親と同じような世代のお年寄りばかり。目の前にある少子超高齢社会の切実な課題を市に訴えていかなければ」。そうかみしめ、スーツ姿で自転車にまたがった。

 相模原市議を12期務めたベテラン候補は「40代と同じ気持ち。むしろ年を取ると思いやりの気持ちも強くなる」と、自らの年齢を意に介さない。

 現在、91歳。出陣式に集まった支援者も言葉を重ねた。「年寄りだからもういいだろうという声も強い。でも、若者に負けない力がある」「地域のことをとてもよく分かっている人。高齢社会の代表として、高齢者の星として頑張ってほしい」。拍手で送られた候補者は、足取りも軽く選挙カーに乗り込んだ。

 神奈川県議選を「重点」とする政党では早速、代表が応援に駆け付け、候補者は並んで支持を訴えた。

 川崎市議選のある新人候補はプロレスのリングを模した演説台を用意。元レスラーの党最高顧問からげきを飛ばされ、気合を入れていた。


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