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県議選・横須賀市選挙区
走りだす7候補 重点政策や思い訴え 

選挙 神奈川新聞  2015年04月04日 03:00

 3日に告示された県議選の横須賀市選挙区(定数5)には、現職5人と新人2人の計7人が立候補した。顔ぶれは、自民党現職の牧島功、竹内英明、民主党現職の大村博信、共産党新人の井坂新哉、維新の党現職の安川有里、公明党現職の亀井貴嗣、ネット新人の瀧川君枝の7氏。想定通りの面々だが、現職が全員出馬し、新人も政治家としての実績があるため、激しい選挙戦となりそうだ。7氏は届け出後の第一声などで地域への思いやそれぞれの重点政策を訴え、9日間の選挙戦に走りだした。

 自民の牧島氏は同市大津町の神社で必勝の祈願をした後、支持者に向け、「(同市議時代を含め)この40年間、皆さんの支えをいただきながら歩み続けた。自らもさらに進化させたい」とあいさつ。

 人口減など地元が抱えている問題に触れ、「低迷を続ける横須賀・三浦半島のため、神奈川のアイデンティティーを高めるよう、懸命に戦っていきたい」と訴えた。

 自民の竹内氏は同市安浦町の神社で「待っていても横須賀はよくならない。議員がスクラムを組んで覚悟を持ち、声を届けなければ再生はない」と第一声。

 続けて、「横須賀の現状がとてもさみしい。もう一度、昔の横須賀に戻りたい。そんな思いで必死に訴えていく」と力を込めた。支持者が人力で選挙カーを押す竹内陣営伝統の「押し上げ」を受け、市内各地に繰り出していった。

 民主の大村氏は同市追浜町で第一声を発し、県経済の活性化、人口減対策、高齢化が進む横須賀への対応、防災への取り組みといった政策を訴えた。

 横須賀への対策では「安心して仕事をしながら子どもを育てられる環境をつくり、健康長寿でいられる社会を構築していきたい」と強調。「横須賀を全国で一番住みやすい町にするために戦っていく」と誓い、選挙カーに乗り込んだ。

 共産の井坂氏は横須賀中央駅近くで、「立候補により(市議会の)議員バッジを外した。もう後戻りはできない」と決意を込めた。

 障害者福祉の充実などを訴え、集団的自衛権行使を踏まえた関連法案成立に向けた議論については、「自衛隊が海外で戦争する国にしてはいけない。安倍政権にきっぱりノーと言う声を、地方自治体からも上げるべきだ」と争点に位置付ける姿勢を鮮明にした。

 維新の安川氏は久里浜で第一声を行った後、選挙カーで各地に繰り出した。

 横須賀中央駅近くでは、「今回の候補の中で唯一、2年前の市長選で吉田雄人さんを応援した。唯一の吉田派の候補として知っていただきたい」とアピール。

 政策面では「幼い子どもと経験を積んだ高齢者が同じ場所でケアしてもらう幼老統合ケアをやっていきたい」と、少子高齢化対策などの訴えに力を入れた。

 公明の亀井氏は横須賀中央駅近くで支持者らを前に、「地方創生をどの政党、どの候補に任せたらよいのかを決める選挙」とし、「一人一人の生活の向上に焦点を合わせ現場主義を貫く。公明は国県市のネットワークの政党だ」と強調した。

 さらに、さがみロボット産業特区と横須賀リサーチパークの連携、がん治療や災害時の支援受け入れ態勢の向上も訴えた。

 ネットの瀧川氏は横須賀中央駅前で子育て施策を中心に語り、「横須賀市のお母さんたちを応援する制度を、たくさんつくりたい」などと、通行人らに呼び掛けた。

 さらに、傾斜地が多い地形に配慮をした開発、基地県としての平和問題、ごみ焼却場建設などの環境問題を挙げ、「地域政党だからこそ、地域の課題に向き合っていきたい」と締めくくった。


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