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リハビリルーム開設 三浦・地域福祉センター

社会 神奈川新聞  2015年04月02日 03:00

三浦市地域福祉センター内に新設されたリハビリルーム=同市栄町
三浦市地域福祉センター内に新設されたリハビリルーム=同市栄町

◇8機器導入、介護予防も専用ルーム開設
 三浦市社会福祉協議会が運営する市地域福祉センター(同市栄町)内に1日、新たにリハビリルームが開設された。手すりの高さが調整できる階段や椅子など自宅の環境に合わせたリハビリができる機器を導入したのが特徴。退院間もなかったり、体力が低下したりした高齢者らが、自宅で暮らし続けられるよう支援していく。

 センター1階の空き部屋を活用し、新たに8種類のリハビリ機器を配置。立ち上がりや歩行、段差の上下運動など生活する上で必要な一連の動作が訓練できるようになっている。

 センター内で行っている高齢者と障害者のデイサービス利用者が主な対象で、追加料金はかからない。今後は、介護認定を受けていない高齢者が介護予防を目的に利用することも検討していく。

 以前からリハビリ機器はあったものの、利用者からより生活に役立つリハビリを行いたいという要望が上がり、新たな機器の導入と専用ルーム開設に至った。1日に開かれた記念式典で、社協職員で理学療法士の成田慎一さんは「地域における生活リハビリの拠点としてだけではなく、今後は介護予防や健康寿命を延ばしていくことも担っていきたい」と話していた。


◇市民交流室もオープン
 三浦市地域福祉センターには市民交流ルームも新設された。3月末に約400メートル先の市高齢者ふれあいセンター(同市岬陽町)が老朽化により閉館。財政難で市の公共施設の統廃合が進む中、新たな市民の活動の場として利用されそうだ。

 高齢者ふれあいセンターは1973年度に建てられた鉄筋コンクリートの平屋で、ストレッチ体操や太極拳など介護予防の観点から市が進める高齢者向けサロン事業の拠点だった。

 建物の老朽化が進み、改修に800万円以上掛かることなどから市は廃止を決定。サロン事業の場は約2キロ先の市老人福祉保健センター(同市三崎町諸磯)に移し、高齢者が通いやすいようマイクロバスの運行を手配した。

 今回は地域福祉センターで高齢者デイサービスなどを行っている三浦市社会福祉協議会が「高齢者の居場所づくりは大事なテーマ」(佐藤千徳常務理事)として、同センター内に新設したリハビリルームの隣を市民交流ルームとして開放。ふれあいセンターで活動していた利用者の一部も使う予定という。


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