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32年ぶり100万人超 野毛山動物園

話題 神奈川新聞  2015年04月02日 03:00

2014年度の入園者数が100万人を突破した野毛山動物園=横浜市西区(同園提供)
2014年度の入園者数が100万人を突破した野毛山動物園=横浜市西区(同園提供)

 横浜市立野毛山動物園(同市西区老松町)の2014年度の入園者数が100万人を達成した。1982年度以来32年ぶり。鈴木浩園長は「これからも世代を超えて愛され、親しまれる動物園を目指し職員一丸となって取り組む」と話している。

 同園は51年の開園で、当時の名称は「横浜市野毛山遊園地」。日本貿易博覧会の会場跡地に遊園地と動物園が併設され、現在の約6分の1に当たる22種、200の動物を飼育。入園料は大人10円、子ども5円で初年度の入園者数は約83万人だった。

 開園翌年から入園者数は減少傾向となるが、遊園地が閉鎖され、動物園の入園料を無料とした64年度から急増し始め、74年度には約246万人を記録した。

 その後は金沢動物園(金沢区)やよこはま動物園ズーラシア(旭区)の開園などがあり、99年度には約35万人まで減少。一時は廃園も検討されたが、市民が存続を求め署名活動を行った。

 近年は餌やりの時間に飼育員が生態を説明するガイドを増やしたり、小学校などへの出前授業を積極的に行うなど動物に親しむ取り組みを拡大。市中心部から近く、無料という手軽さもあって入場者数は増加していたが、14年5月には“看板娘”だった世界最高齢のフタコブラクダ「ツガル」(雌、推定38歳)が老衰で死んだ。しかし、約10カ月がたった今でも在りし日のツガルをしのび、園を訪れる人が少なくないという。

 3月30日に家族で野毛山動物園を訪れ、100万人目となった東京都青梅市の男性(27)は「初めて来たが100万人と聞いて驚いた。うれしいです」とコメント。同園担当者は「4月26日には要望の多かった屋内休憩所がオープンする。より過ごしやすくなった野毛山に遊びに来てほしい」と呼び掛けている。


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