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2015統一地方選
道路整備や「道の駅」争点に 南足柄市長選

選挙 神奈川新聞  2015年03月31日 03:00

 任期満了に伴う南足柄市長選の投開票(4月19日告示、同26日投開票)まで1カ月を切った。立候補予定者はともに無所属で、再選を目指す現職の加藤修平氏(66)と、新人で元市部長の鎌田雅博氏(63)で一騎打ちの見通し=出馬表明順。加藤市政1期目の評価や争点の一つ「道の駅」についても、有権者の判断が注目される。

 3月15日、同市狩野の事務所開きには、近隣首長や婦人部隊「オレンジの会」の支援者ら約600人が結集した。

 加藤氏は「重荷だった市土地開発公社を清算し、2012年度は8年ぶりに単年度黒字に転換するなど身を切る行財政再建に傾注した。財源なくして福祉も防災も成長戦略もない」と1期目を総括した。2期目へ南足柄箱根道路に接続する千津島苅野線の整備再開や大型直売交流センター(道の駅)整備などに意欲を示す。

 鎌田氏は2月2日、「無投票を避け民意を問いたい」と出馬表明した。「人口や雇用減少など市政は閉(へい)塞(そく)状況にある。このままでいいですか」と問い掛ける。

 大雄山線の塚原、岩原、大雄山などの駅で朝立ちを続け、後援会の人脈をたどり生の声を聞く。「財政が好転したとPRするが、20億円レベルあった建設投資が半減し商工業者は疲弊している。国、県の交付金を獲得し、道路や町の整備を行い、地域経済の活性化を図りたい」

■代理戦争の様相
 争点の一つが、同市竹松地区を想定し、総事業費約3億3千万円を投じて17年度開業を目指す「道の駅」問題だ。

 鎌田氏は、前回市長選での加藤氏最大の公約だった「大型直売交流センター」が「道の駅」に変わっただけと指摘。「観光客も交通量も少ない南足柄市では赤字必至で税金の無駄遣い。まず計画を凍結し、箱根に通じる道路整備に力を入れ、その後検討すべき」と訴える。

 これに対して、加藤氏は「公約した大型直売交流センターは、県の推進する県西地域活性化プロジェクトに明記された『道の駅』と重なるもの。観光地箱根につながる足柄地域全体の活性化の拠点になる。国、県と連携して実現したい」と受けて立つ。

 また前回、加藤氏と争った前市長の沢長生氏(67)と杉本健二氏(59)が、今回はそれぞれ鎌田陣営の後援会長と事務局長に就いた。強力なトロイカ体制で加藤氏に挑むが、「代理戦争のようだ」との声も聞かれる。


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