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帆船日本丸とのコラボ企画 そごう横浜店

社会 神奈川新聞  2015年03月30日 21:45

9月30日に開店30周年を迎えるそごう横浜店=横浜市西区
9月30日に開店30周年を迎えるそごう横浜店=横浜市西区

 そごう横浜店(横浜市西区)が、9月30日に開店30周年を迎える。開業当時、「東洋一の売り場面積」と脚光を浴びた店は現在、横浜駅東口の集客の核となっているが、旧運営会社が経営破綻、セブン&アイグループに入るなど、数々の変化を経た30年だった。今月17日からは、記念フェアの第1弾を開催。岡田正俊店長は今後の方向性として、地元企業との結びつきを一層深める考えを打ち出している。

 1985年9月30日、「横浜そごう」として開業。売り場面積は8万3654平方メートル、従業員数は現在、約8千人を数える。横浜高島屋など商業施設が集積する同駅西口に対し、東口の核として機能。駅一帯の活性化をけん引してきた。

 分岐点となったのが2000年7月。旧運営会社横浜そごうがそごうグループの一社として民事再生法の適用を申請した。拡大路線を進めていたそごうだが、バブル崩壊後、巨額の負債が経営を圧迫していた。

 その後、西武百貨店との包括的業務提携の締結や、ミレニアムリテイリング(現そごう・西武)の設立などを経てセブン&アイグループの一員に。同店の14年の年間売上高は前年比3・4%増の約1127億円。県内百貨店では、横浜高島屋(1457億円)に次ぐ規模を維持している。

 節目を迎え、岡田店長は「皆さんのおかげでここまで来ることができ、感慨もひとしお。1年を通じ、感謝の気持ちを込めた企画を展開したい」と話す。

 17日に始まる「神奈川・横浜ディスカバーウィークス」(4月7日まで)は、横浜らしさを感じさせる商品、ライフスタイルを提案するとのコンセプトを掲げる。

 帆船日本丸とのコラボ企画で、日本丸で使用していた帆布でできた靴やかばんを限定販売。また、横浜の発展に深く関わったシルクに着目、生糸の歴史を学びながらのウオーキングツアーやパネル展を開催するほか、横浜の老舗メーカーとタイアップし、同店限定のスカーフも販売する。ジャズの生演奏といったイベントも展開予定だ。

 今後の方向性として岡田店長が掲げるキーワードは「地元」「上質」「お客さま目線」。地元企業と連携する機会をできるだけ増やし、顧客が求める上質な商品を提供し続けることが重要だと強調する。「横浜には他の地域にない潜在能力がある。街の魅力を発信し、お客さまと一緒にこれからの横浜を創造していきたい」

【そごう横浜店の歩み】

1985年9月30日 「横浜そごう」開業

2000年7月   そごうやそごうグループ各社が民事再生法の適用申請

 01年2月   再生各社の受け皿会社・十合が西武百貨店と包括的業務提携を締結

 02年9月   そごうを存続会社に、そごうグループ10法人が合併

 03年1月   そごうの民事再生手続き終結

 03年6月   十合がミレニアムリテイリングに社名変更。そごう、西武百貨店を傘下に

 06年6月   セブン&アイ・ホールディングスの完全子会社となる

 09年8月   ミレニアムリテイリング、そごう、西武百貨店が合併し「そごう・西武」に

【神奈川新聞】


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