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相模原市長選
有権者の声 「福祉の充実を」

選挙 神奈川新聞  2015年03月30日 17:28

候補者の演説を聴く有権者ら=29日午後1時40分、相模原市中央区
候補者の演説を聴く有権者ら=29日午後1時40分、相模原市中央区

 29日に告示された相模原市長選には、届け出順で現職の加山俊夫氏(70)と新人の中野渡旬氏(66)が立候補した。2氏は市内の主要駅頭で第一声を上げ、支持を呼び掛けたが、今後4年間の市政運営に有権者が何を求め、期待しているのか、駅頭で声を聞いた。

 加山市政が進める「広域交流拠点」のまちづくりに、小田急線相模大野駅北口を歩いていた同市南区在住40年になる会社員の男性(65)は「考えはいい。ただ大型開発になるので、財政面が心配だ」と話す。高齢者となり、心配なのは自身の健康。政令市なのに市立病院もないことなどを指摘しながら、高齢者施策の充実を求める。

 政令市に移行して5年。「(移行前と比べて)市民サービスがよくなった実感がない。福祉面は隣の町田市がいいようなので、もっと力を入れてもらえれば」と、候補者の演説を聞くために足を止めた同区に住む70代後半のお年寄り夫婦。娘夫婦が町田市に住んでおり、福祉の話を聞くたびに比べてしまうという。

 家族で買い物に出かける途中だった同区在住の男性(33)は「4月から1歳の息子の保育園入所が決まったが、保育料が高くて驚いた」。一緒にうなずいた男性の妻(30)は「相模原はまちとして発展しているかもしれないけれど、子育て支援を充実させてほしい。周りのお母さんの中には、子どもが保育園に入れない人がいる」と現状を口する。

 橋本駅北口デッキでも、市民サービスを求める声が上がった。

 3年前、結婚を機に埼玉県から緑区に移り住んだ女性(36)は、「今、不妊治療中。相模原は大きなまちなので、支援に期待していたけれど、地方都市と変わらなかった。子育て支援だけでなく、子育て以前の問題にも取り組んでほしい」と訴えた。

 駅前での買い物帰りに通りかかった同区在住の女性(35)は「城山ダムの上の国道や新小倉橋は、朝と夕方の渋滞がひどい」と道路事情に不満。「家の近くの旧道には、歩道がほぼない状態の所があり、通学中の子どもが歩くのに危ない。圏央道など大きな道路ができるのはいいけれど、生活道路の整備を」と候補者に注文を付けた。


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