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わが校のCMソング
教室に行こう 茅ケ崎西浜高校

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神奈川新聞  2004年06月06日公開  

画面の鍵盤をたたきながら「そのメロディーを繰り返そうか?」
画面の鍵盤をたたきながら「そのメロディーを繰り返そうか?」

 2014年10月。音楽室では、音楽3を選択する3年生22人が五つの班に分かれて「学校のCMソング」の作曲に挑戦している。真ん中にはタブレット端末が置いてある。

 これまで、学校の特色を話し合い、歌詞やキャッチコピーを作った。

 「うちの学校って海が近い、明るい、楽しい、笑顔いっぱい」

 「それが魅力だね」

 「にんじん…しらたき…はくさい…まいたけ…」

 「1文字目をつなげると…」

 「に・し・は・ま!」

 次は先生が示したリズムやコード進行のパターンからイメージしたものに近いものを選ぶ。

 自由に音を出して試す中でメロディーやリズムの働きを知り、創る喜びを味わうのがねらいの作曲の授業。イメージしたものをすぐに聴き合い、協働で作る手段としてタブレット端末の作曲支援アプリは有効だ。

 「『元気いっぱい』の歌詞は弾むようなリズムだから音はこれがいい」
 「このほうがさわやかな曲調になる」
 「前のは削除してこれを保存ね」

 録音し直せるのもタブレット端末の利点だ。

 歌いながら画面上の鍵盤をたたく生徒がいた。

 「メロディーを繰り返したら思わず口ずさむ曲になるね」

 「最後、校歌のリズムに合わせたら親しみやすくなる」

 学校の特色を共有しながら、生徒は自分の学校の魅力を再発見したようだ。

 「保存した伴奏に合わせて、歌を録音しよう」という先生の呼びかけに練習室に移動した班につられ、他の班も移動。それぞれのCMソングを吹き込んだ。


タブレット端末に向かってCMソングを録音中
タブレット端末に向かってCMソングを録音中

 授業終了3分前。

 「できた~!」と歓声を上げて練習室から次々と出てくる生徒たち。満足げな表情だ。

 後日、アンケートを行った。自分のイメージした音楽を表現できたかという質問にそう思うと答えた生徒は94%だった。創る喜びを味わうことができたようだ。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート

神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f420082/


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