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2015統一地方選:知事選候補者アンケート(1) 県政全般

選挙 神奈川新聞  2015年03月29日 17:30

設 問;今後4年間で最も重視する政策は何ですか;

黒岩氏 

地産地消の新エネルギー体系の構築。超高齢社会を乗り切るため、最先端医療関連産業、健康・未病産業、生活支援ロボット産業を推進。国際観光戦略の展開などで、成長戦略を具体化させ、経済のエンジンを回す。

岡田氏

 小児医療費の中学卒業までの無料化。65歳以上、低所得者の医療費無料化。認可保育園増設、中学校給食の実現、希望者全員の全日制高校進学、私学助成と特別支援学校充実。ディーセントワークと公契約条例策定。

黒岩県政1期目をどう(自己)評価しますか;

黒岩氏

 緊急財政対策を通じて強固な行財政基盤を構築するとともに、3つの特区を勝ち取り、健康・未病産業、最先端医療関連産業、生活支援ロボット産業、新たな観光の核作りなど成長戦略の基盤を作ることができた。

岡田氏

 県本来の役割から離れ緊急財政対策で県民に犠牲。その一方大企業優遇の「特区」施策。これは混合診療で国民皆保険制度を壊し、残業代を払わないなど労働分野の規制緩和。県民のいのち暮らしを顧みない県政だった。

成長戦略で産業創出:黒岩氏

県民の暮らしを重視:岡本氏


 約910万人が暮らす神奈川県では、65歳以上人口が占める割合が2013年1月に21・7%となり、いわゆる「超高齢社会」に突入した。総人口も18年にピーク(中位推計)を迎え、減少していくと見込まれている。

 全国有数のスピードで高齢化が進んでおり、団塊の世代が後期高齢者となる25年をにらみ、医療・介護体制の整備は急務だ。労働力人口の減少で経済力の低下も懸念されている。

 県政のかじ取り役には、そうした課題に対応しながらも、地域を活性化していく構想力と行政手腕が求められる。

 知事選の候補者2氏に重視する政策を聞いたところ、軸足の違いは鮮明だ。黒岩氏は、新たな産業の育成といった成長戦略の推進を前面に掲げる一方、岡本氏は、医療費無料化の拡充や労働条件改善など県民生活の負担感の軽減を重視する。

 最大の争点でもある黒岩県政の1期目の評価では、岡本氏は、緊急財政対策による予算削減や、特区の混合診療適用が国民皆保険制度を壊すなどとして、「県民のいのち暮らしを顧みない県政だった」と手厳しい。

 一方、黒岩氏は、緊急財政対策の取り組みや国際戦略総合特区など三つの特区の獲得を挙げ、「強固な行財政基盤を構築し、成長戦略の基盤をつくることができた」と自己評価した。

【神奈川新聞】


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