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処分歴開示せず「反省」 監査委員選任で横須賀市長

政治行政 神奈川新聞  2015年03月27日 14:13

 横須賀市の吉田雄人市長は26日、市監査委員に起用した元県副知事の小野義博氏が、県の不正経理で監督責任を問われて更迭された経緯を市議会に説明せず批判を受けたことについて、「いただいた指摘はごもっともで、反省している」との認識を示した。

 この問題は25日の本会議で井坂新哉氏(共産)が指摘。「処分されたら永久に名誉が回復されないと言うつもりはないが、市長の提案理由では不正経理の責任問題に全く触れていない。市長は市民に説明責任を果たしているとは到底言えない」と批判した。

 さらに、「人事案件はその方の名誉にもかかわる。提案するには相応の責任を自覚し、説明責任を果たすように提案していただきたい」と苦言を呈した。他会派からも批判の声が上がっていた。

 市長は議会側に説明しなかった理由について、「(提案)当時は必要性をあまり感じなかった」と説明。その上で「指摘はごもっとも。議会を含め、処分歴などは開示をしてお伝えすべきだった。これからは気をつけたい」と語った。

 県の不正経理は2009年から10年にかけて発覚した不祥事。総額は県警を含め約33億円で、税務課に在籍した元職員4人は「預け金」から約1億2千万円を着服した。当時の松沢成文知事は「事務方のトップとして最終的な責任を負わなければならない」として、副知事2人を引責辞任させた。


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