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津久井広域道路が開通も 信号機なく地元不安

社会 神奈川新聞  2015年03月27日 14:07

信号機が設置されない津久井広域道路の仮称「東金原交差点」。中央奥が圏央道相模原IC方面、左右に走る道路が県道65号=相模原市緑区
信号機が設置されない津久井広域道路の仮称「東金原交差点」。中央奥が圏央道相模原IC方面、左右に走る道路が県道65号=相模原市緑区

 圏央道相模原インターチェンジ(IC、相模原市緑区小倉)が29日開通する。同時に、ICへのアクセス道路の津久井広域道路も新小倉橋から串川ひがし地域センター付近までの約2・8キロが開通するが、県道65号と接続する小学校付近の交差点に信号機が設置されず、地元の人たちを不安にさせている。市は交通誘導員を24時間態勢で配置するほか、学校も住民らの協力を得て登下校の時間帯に交差点に立ち、子どもたちの安全確保に努めることになった。

 信号機が設置されず問題となっているのは、県道65号と津久井広域道路が交差する「東金原交差点」(仮称、同区根小屋)。今回の開通区間終点の串川ひがし地域センターの手前約400メートル付近にある。

 市は、広域道路の延伸区間の整備を進める中で警察とも協議。開通と同時の同交差点への信号機設置を要望してきたが、県公安委員会による2014年度の信号機の新設場所として外れた。開通に合わせて信号機も設置と見込んでいただけに、担当者の対応も後手に回ってしまった。

 市道路整備課によると、片側2車線の4車線道路として整備される広域道路側が優先道路となる。問題の信号機が設置されない交差点では、県道65号側に「一時停止」が課される。

 こうした変更に、市は周辺住民に注意を呼び掛け、さらに5月末までの2カ月間、交差点に交通誘導員を24時間配置して周知するとともに誘導に当たる。

 ただ、この緊急事態を最近まで知らなかった住民も多い。「地元では、交差点に信号機が付くものと思っていた」と、近くの市立根小屋小学校の高野朝枝校長も驚きを隠さない。「このままでは子どもたちが命懸けで学校に来ることになる」。同校は新年度の4月から、登下校の時間に教職員や地元の協力を得て見守り活動を始める準備に入った。

 市教育委員会もこの事態に、通学時間帯の交通量がどの程度増えるのか学校と調査。一方で通学路の安全確保のため、「自治会とPTA、学校の3者ですぐにでも信号機の設置を求める要望書を地元警察署に出したい」としている。

 圏央道相模原ICが開通すれば、この地域周辺の交通量が増えるのは必至。市は今回、広域道路の開通区間を信号機が付かない東金原交差点で止めず、その先の串川ひがし地域センター前までにしたことについて、「各方面に交通の分散を図るため」などと理解を求めている。ただ、設置時期は未定のままだ。



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