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転落男性を5人で救助 藤沢駅で名乗らず立ち去る

社会 神奈川新聞  2015年03月26日 03:00

 24日夜、JR藤沢駅下りホームで、酒に酔った男性が誤って転落、居合わせた男性5人が安全な場所に避難させるという救出劇があった。5人は名乗らぬまま立ち去った。「お礼が言いたい」と助けられた男性の願いを聞いた藤沢署は、5人に「名乗り出てほしい」と呼び掛けている。

 救出劇があったのは、24日午後9時50分ごろ。同署によると、同僚と飲酒後に帰宅途中だった男性会社員(32)が誤って駅下りホームから線路上に転落した。居合わせた5人はすぐに線路に下り、ホームから離れる形で男性を安全な場所まで引きずって避難させた。男性は頭などに擦り傷を負っただけで済んだ。

 当時、下り電車は到着直前だったが、駅員が緊急停止させる措置を取ったため駅に進入せずに停止。駆け付けた駅員に男性を預けた5人は、駅員が名前を聞いても、「結構ですから」などと返答し、そのまま立ち去った。JR東日本横浜支社によると、上下線5本に最大11分の遅れが出た。

 救助された男性は転落時の様子を「覚えていない」と話す一方、「助けてくれた人にお礼を言いたい。判明したら教えてほしい」と署に願い出ているという。

【神奈川新聞】


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