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危険ドラッグ一掃へ 県警がプロジェクト発足

社会 神奈川新聞  2015年03月26日 03:00

捜査員100人で構成する「薬物乱用防止総合対策プロジェクト」の発足式=県警本部
捜査員100人で構成する「薬物乱用防止総合対策プロジェクト」の発足式=県警本部

 危険ドラッグの吸引が原因とみられる健康被害や交通事故が相次いでいることを受け、県警は25日、捜査員100人で構成する「薬物乱用防止総合対策プロジェクト」を発足させた。専門部署以外からも人材を集め、違法薬物の販売実態の把握や取り締まりの強化を図る。

 松本光弘本部長は発足式で「違法薬物が社会に与える悪影響は非常に大きく、社会の根幹を揺るがしかねない犯罪形態だ。力を合わせ、一体となって違法薬物の撲滅・根絶に取り組んでほしい」と訓示した。

 プロジェクトは、薬物犯罪などを扱う組織犯罪対策本部薬物銃器対策課内に設置。危険ドラッグなどを独自に規制する県条例が4月に施行されるのに合わせ、他の課や部から捜査員を集め、所轄署の担当者約70人を投入した。危険ドラッグ販売店と末端乱用者の摘発や密売ルートの解明を進めるとともに、薬物の危険性を啓発する広報活動を効率的に行う。

 県警によると、県内で昨年1年間に危険ドラッグに絡んで取り扱った人数は295人(前年比115人増)、健康被害を訴えた人数は191人(同73人増)とともに大幅に増加。危険ドラッグの使用が原因と疑われる死者数は14人(同5人増)に上っている。

【神奈川新聞】


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