1. ホーム
  2. ベイスターズ
  3. CS、その先へ<上> 投手陣充実の顔ぶれ

CS、その先へ<上> 投手陣充実の顔ぶれ

ベイスターズ 神奈川新聞  2015年03月25日 17:54

 横浜DeNAはオープン戦を8勝4敗3分の2位タイで終え、27日開幕のシーズンに向けて弾みをつけた。打率2割5分7厘ながら本塁打は12球団トップの13本、防御率2・49と結果は上々。今季こそ悲願のクライマックスシリーズ(CS)進出を果たせるのか-。投打の布陣を最終チェックする。

 開幕を前に、中畑監督の表情が例年になく明るい。「戦える戦力になってきた」と自信を深める最大の要因は、先発陣の充実ぶりにある。

 昨季チームトップの12勝を挙げた久保、日本代表に選ばれた井納、昨季9勝のモスコーソはオープン戦で無失点。昨季途中から先発に転向して8勝した山口も順調で、4人はいずれも2桁勝利を期待できる。

 残り二つの先発枠は高崎と三嶋が奪取した。三嶋はオープン戦で21回を投げて5失点。昨季1勝2敗(防御率10・88)に終わった右腕の復活がチーム内競争を激化させ、活性化につながった。

 投手コーチ兼任の三浦は、2010年以来の開幕ローテーション落ちに。24年目の41歳は「コーチとしては若手の台頭がうれしい。長年目指してきたものだから」と語りつつ「選手としては刺激になる」。静かに闘志を燃やし、出番を待つ。

○○○

 中継ぎ陣も、充実の顔ぶれが並ぶ。特に左腕が好調で、林はオープン戦7試合6回を無失点、田中は5試合4回2/3を1失点にとどめた。

 右は加賀と小林が確定。ただし川村投手コーチは「(中継ぎは)頻繁に入れ替える」と明言する。2軍スタートとなった新戦力の東野や、故障で離脱した岡島、長田らベテランの力も借り、長いシーズンを乗り切ることになりそうだ。

○○○

 ここまでの皮算用は順調だが、唯一抑えに不安が残る。

 一番の誤算は、昨季21セーブを挙げた三上の離脱。右肘痛が長引き、復帰は早くても5月になる。

 代わって守護神候補に挙がった国吉はオープン戦8試合で8回4失点。ここ4試合は連続無失点と巻き返しているが「制球にばらつきがあり、投げてみないと分からない」と首脳陣の評価はいまひとつだ。

 新加入のエレラも5試合で5回3失点。「(Y・グリエルの合流までに)外せない戦力になれれば良かったが、現状では難しい」と川村投手コーチ。外国人枠の兼ね合いもあり、年間を通じた活躍は期待できそうにない。

 そうした中、急浮上しているのがドラフト1位の山崎康(亜大)だ。

 先発では結果を残せなかったが、救援に回った12日以降は4試合で4回無失点。中畑監督は「現時点では国吉より信頼感がある」と評するが、果たしてルーキーに務まるのか。未知数の要素を残したまま、戦いに突入する。

【神奈川新聞】


シェアする