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男に懲役11年 川崎・地検逃走事件

社会 神奈川新聞  2015年03月21日 03:21

◇「規範意識低い」
 横浜地検川崎支部で昨年1月に起きた逃走事件で、強盗致傷などの罪に問われた川崎市多摩区、無職の男(21)の裁判員裁判の判決が20日、横浜地裁であった。近藤宏子裁判長は、既に有罪の部分判決が言い渡された犯人隠避教唆などの罪と合わせ、懲役11年(求刑懲役12年)を言い渡した。

 近藤裁判長は判決理由で、逃走事件について「強盗などの重大事件で逮捕された後、友人をそそのかして逃走を手助けさせ悪質」と非難。その上で、「2カ月という短期間に13件の犯罪を繰り返し、規範意識は相当に低い」と述べた。

 判決によると、被告は2013年11月、友人らと共謀し、横浜市の路上で男性(45)から現金1万円などを奪う強盗致傷のほか、監禁や強盗未遂などを繰り返した。また14年1月、川崎市の路上で通行中の女性(21)を車内に連れ込んで監禁し、友人の男性=強盗強姦罪などで懲役10年確定=の強姦を手助けするなどした。逮捕後には地検川崎支部で弁護士と接見中に逃走、別の友人=犯人隠避罪で罰金刑=に逃走の手助けを求めた。

 逃走事件では、県警は延べ約1万700人を配備して捜索。被告は逃走から約47時間後に横浜市内で発見され、再び逮捕された。逃走は勾留手続きを終える前だったため、逃走罪は適用されなかった。

【神奈川新聞】


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