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輝く心、絵や詩に込め ダウン症の中野さんが個展

カルチャー 神奈川新聞  2015年03月19日 18:40

色鮮やかな絵や、前向きな言葉をつづった詩などの作品と、制作している中野さん=茅ケ崎市美術館
色鮮やかな絵や、前向きな言葉をつづった詩などの作品と、制作している中野さん=茅ケ崎市美術館

 「ともに明るく、道は開くよ」「私は頑張れるよ。みんなも頑張れるよ」-。茅ケ崎市在住でダウン症の中野暢子さん(35)のイラストや詩を集めた個展が18日、茅ケ崎市美術館(同市東海岸北1丁目)で始まった。色鮮やかなイラストのほか、前向きなメッセージが込められた詩など約600点が展示されている。22日まで。

 特別支援学校を卒業した18歳ごろから、障害者支援施設で本格的に美術を始めた中野さん。その後は障害者の創作活動を支援している福祉施設「studio COOCA(スタジオクーカ)」(平塚市)に移り、平日は毎日、朝から夕方ごろまで作品を作り続けている。「話すことが苦手だった分、小さいころから絵や文字を書くのが好きだった」と母美穂子さん(64)は振り返る。

 同館での個展開催は2回目で、今回はこれまでの17年間に書きためてきた作品を公開。自身の世界観を「ワンダーランド」と名付け、マーカーペンなどでポストカード大の紙に描いたカラフルなイラストを中心に展示している。

 直筆した自作の詩や言葉も並べた。「大きな夢が私に、舞い降りた。神様からの、プレゼントになったよ」「みんなの心の中に一つ星があるよ!私も心の中に一つ星があるよ。不安でも一つ星がささえてくれるよ…」といった、明るい印象の作品が多いのが特徴だ。美穂子さんは「昔から前向きな性格。親としても救われている」と話す。

 「イラストや詩を書くことが生きがい」と話す中野さんは、「感動した時に思った言葉や、頭に浮かんだイメージの絵を描いている。元気になれるようなメッセージが伝われば」と来場を呼び掛けている。

 午前10時から午後5時まで(最終日は同3時まで)。入場無料。

【神奈川新聞】


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