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通学路彩る階段アート 上大岡小児童が卒業制作

社会 神奈川新聞  2015年03月18日 03:00

“階段アート”の完成を喜ぶ児童ら=横浜市港南区
“階段アート”の完成を喜ぶ児童ら=横浜市港南区

 通学路に映える日本一の山-。横浜市港南区の市立上大岡小学校前の階段に、富士山や鉄道車両などを描いた“階段アート”がお目見えした。6年2組の32人が制作。図らずも卒業作品となった児童らは「上るのが楽しくなる階段になってほしい」と願っている。

 創立(1971年)と同時期に造られた階段は、多くの児童や近隣住民が利用し、老朽化が進んでいた。同校の総合学習の一環で、「自慢できる通学路にしよう」と補修作業を経た上で絵を描くことにした。図案はクラスで話し合い、地域住民の意見も聞き取った上で決めた。

 作業は今月に入ってから6回に分けて実施。120段ある階段のうち、最上段(14段)の蹴上げ部分をキャンバス(高さ計約2・8メートル、幅約3・5メートル)に見立て、ペンキで服を汚しながらも丁寧に色を付けていった。

 晴れた日には階段を上りきった場所から見える富士山と区内を走る京浜急行の赤い電車、区の花であるヒマワリなどを描き、卒業間際の13日に完成した。

 女子生徒(12)は「後輩たちにも引き継いでもらい、120段すべてが絵で埋まれば。上大岡の名所になってほしい」と笑顔。近くに住む大塚ハマ子さん(78)は「階段を上るのがきつくなってきたが、絵を見ると疲れも和らぐ」と喜んでいた。

【神奈川新聞】


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