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横浜マラソン2015
【動画】港の風受け 2万3000人疾走

スポーツ 神奈川新聞  2015年03月16日 03:00

約2万3000人のランナーがスタートした横浜マラソン=みなとみらい大橋
約2万3000人のランナーがスタートした横浜マラソン=みなとみらい大橋

 横浜市初の市民参加型フルマラソン大会「横浜マラソン2015」が15日、同市西区のみなとみらい21(MM21)地区などで開催され、フルマラソン、一般と車いすの10キロ、車いすの2キロに計2万3430人が参加(完走2万2531人)した。

 みなとみらい大橋をスタート、横浜市中央卸売市場南部市場(金沢区)で折り返し、パシフィコ横浜にゴールするフルマラソンには2万2462人(完走2万1572人)が参加。男子は小山祐太さん(フリー)が2時間24分39秒で、女子は高田佐知恵さん(多摩川クラブ)が2時間56分31秒で優勝した。全体トップは、順位に反映されない招待選手のサイモン・カマウ・カニ選手で、記録は2時間21分48秒だった。

 一般10キロには941人が参加(完走932人)し、男子は若松貴秀さん(高崎郵便局)が31分52秒で、女子は中島万理那さん(フリー)が43分2秒で制した。車いす10キロの男子は伊藤尚弘さん(フリー)が24分5秒、同女子は緑川まり子さん(フリー)が32分24秒で優勝した。

(曇り、気温8・0度、湿度45%、北の風0・3メートル=午前8時30分現在)

背中押した沿道の声
 「横浜市民として第1回大会で優勝したいと思っていた」。狙い通りの頂点に、フルマラソン女子の高田さんは喜びをかみしめた。

 30キロ付近で強い疲労感に襲われたが「女性で1位だよ」という沿道の声に背中を押された。両拳を突き上げてゴールすると「冷たい風で、足が棒のようになって苦しかった」と振り返った。

 七里ガ浜高、日体大で長距離走者として鳴らし、卒業後は一時実業団に所属。約10年のブランクを経て35歳で再び走り始め、大会1カ月前から週6日のトレーニングで大一番に備えてきた。

 その成果を実らせた高田さんは「応援がとても多くてうれしかった」と笑顔を見せ、「これからも能力を落とさないよう頑張ります」とますますの活躍を誓った。

王者は箱根経験者
 フルマラソン男子を制したのは、山梨学院大時代に3度箱根駅伝に出場した小山さん。初代王者となった30歳は「これだけの規模の大会で優勝できてうれしい」と歓喜に浸った。

 走路を埋め尽くすランナーに行く手を阻まれて出遅れたが、徐々にペースアップ。30キロすぎの本牧ふ頭で先頭を視界に捉え「いけるかなと思った」。吹き付ける寒風にも「長野出身の自分にはちょうどいい」と飛ばし、2位に約1分差をつけてゴールした。

 大学3年時の2006年箱根駅伝で10区2位に食い込み、卒業後は実業団チームに所属。3年前から長野に戻り、市民ランナーとして活躍している。小山さんは「応援やボランティアの方がたくさんいて、力をもらえた。経験したことがないほど素晴らしい大会だった」と感謝していた。

【神奈川新聞】


女性ランナートップでゴールした高田佐知恵さん=横浜市西区の臨港パーク
女性ランナートップでゴールした高田佐知恵さん=横浜市西区の臨港パーク







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