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アデ、不完全燃焼も 期待の逸材デビュー

スポーツ 神奈川新聞  2015年03月15日 10:47

 ブラジルの名門サンパウロから加入したストライカーのデビュー戦は不完全燃焼に終わった。ネットを揺らせず、後半39分にピッチを去った横浜MのFWアデミウソン。ただ、王国のU-21(21歳以下)代表で10番を背負う逸材は「試合と練習を重ねて高め合い、チームとしてもっといいプレーをしたい」とポジティブに受け止めた。

 最大の好機は後半33分だった。中盤でMF三門がボールを奪い、素早くカウンターへ。パスを受けたFW斎藤が右サイドを突破、相手DFの幾重もの壁を通す絶妙なマイナスのクロスを送ったが、アデミウソンの右足にはミートしなかった。「あれは忘れたい」。さすがに背番号39は苦笑いを浮かべた。

 とはいえ、実力は少しではあるが、のぞいている。ボールは収まりどころを見つけ、縦への素早い展開が多く生み出された。振り幅の少ないシュート、守備での献身もまた魅力的だ。

 DF栗原は「アデ(アデミウソン)が軸になって(藤本)淳吾の技術、(斎藤)学の個人技、兵藤の機動力が急に生きてきた」と絶賛。モンバエルツ監督は「非常に満足。あと何週間かすれば彼の本当の姿が出てくる」と確信を持って言う。

 さて本人、周囲の期待の大きさを知ってか実に頼もしく締めた。「日本のサッカーはよく走ってスピーディー。早く慣れたい。自信はある」

【神奈川新聞】


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