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東南アジアと連携強化 川崎市、ビジネス機会探る

経済 神奈川新聞  2015年03月07日 03:00

川崎とラオスの企業関係者らが意見を交わした「ビジネス懇談会」=川崎商議所
川崎とラオスの企業関係者らが意見を交わした「ビジネス懇談会」=川崎商議所

 川崎市の経済界と東南アジア諸国との連携が、加速度を増している。6日には、経済成長著しいラオスと川崎市の企業関係者らが交流を深める「ビジネス懇談会」を川崎商工会議所(川崎区)で開催。中小企業の海外展開促進を目的に専修大と同商議所が実施したメコン地域5カ国調査のシンポジウムも開かれ、それぞれの立場でビジネスチャンス拡大の道を探った。

 「ASEAN(東南アジア諸国連合)10カ国の人口は6億人を超え、大きな生産拠点であると同時に、大きな市場でもある。意見を出し合い、交流を強化したい」。川崎とラオス両商議所の役員や会員企業の経営者ら約50人が参加したビジネス懇談会で、山田長満会頭は、こうあいさつした。

 ラオスのシーサワット会頭は「川崎からどんどんラオスに進出してもらい、互いに発展していければ」。ラオス側からはシーサワット会頭を筆頭に旅行や貿易、建設など、幅広い分野の企業経営者ら18人が参加。両商議所は、今年末のASEAN経済共同体(AEC)発足を見据え、今後の展望や課題などをテーマに意見を交わした。

 「ラオスの電力料金は他国と比べてどうか」という川崎側の質問に、ラオス側は「タイや中国、ベトナムやカンボジアに比べて安い」などと回答。また、ラオスの食品製造会社の担当者が「ラオスでも和食の店がたくさんあり人気があるが、和食に関する専門家が少ない」と発言したのに対し、川崎の飲食店経営者は「日本の飲食店は人手が足りない。ラオスの人が日本の和食店に勤めて技術を学び、持ち帰るのがいいのではないか」と述べた。

 日本とラオスは今年で国交樹立60年を迎え、シーサワット会頭らはこれに合わせて来日。川崎商議所とラオス商議所は経済協力協定を結ぶなど、以前から交流を深めている。

【神奈川新聞】


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