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筒香、風格漂う2ラン

ベイスターズ 神奈川新聞  2015年03月06日 03:00

5回横浜DeNA1死一塁、筒香が右越えに2ランを放つ=横浜
5回横浜DeNA1死一塁、筒香が右越えに2ランを放つ=横浜

 詰まりながらも右翼スタンド中段まで描かれた放物線は、いかにもスラッガーらしい。

 五回1死一塁。ロッテ守護神の西野が投じた初球144キロ、難しい内角高めの直球に、筒香は迷わず反応する。「体が前に突っ込まないで、うまく回転できた」。これが自身オープン戦初、チームとしても初めての本塁打だった。

 ただ成長を示したのはこの打席だけではない。一回1死一塁で104キロの緩いカーブを捉え、左中間へ適時二塁打を放った。左右へ打ち分け、春季キャンプから継続的に取り組む成果を見せた主砲は「反対方向にも強い打球が打てることが、試合でもできるようになってきた。幅が広がる」とうなずいた。

 ここまでの練習試合とオープン戦で29打数12安打、2本塁打。横浜に戻ってからは全5打席で出塁、2四球を選ぶなどボールが良く見えている。

 追加招集された昨秋の日米野球に続き、10、11日に行われる日本代表の欧州代表戦に出場予定。2004年のアテネ五輪代表を率いた中畑監督は「代表に選ばれた名誉をすごく感じている男。チームの顔として強く意識している」と好調の一因を挙げた。

 今後は本隊とは別に2軍で調整し、「侍ジャパン」に合流する。「いろんな選手がいて良い勉強になる場所。プラスにできたらまた成長できる」。23歳はどこまでも貪欲だ。

【神奈川新聞】


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