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間伐跡地が「動物園」に チェーンソーで彫刻作品

話題 神奈川新聞  2015年03月05日 11:59

巨大なミヤマクワガタと“格闘”する蘭二朗さん=大井町篠窪
巨大なミヤマクワガタと“格闘”する蘭二朗さん=大井町篠窪

 里山にキリンやコアラなどが出現-。菜の花が見ごろとなった大井町篠窪の富士見塚近くで、造形アーティスト蘭二朗さん(40)=山北町在住=が間伐により防風林の上部を切り取ったヒノキの立ち木で動物をかたどった作品を制作した。7、8の両日に「チェーンソー動物園」内覧会でお披露目される。

 場所は整地した3段となっている傾斜地(約2千平方メートル)で、西方に富士山を望む。

 人の背丈ほどもある丸太を前に、ゴーグル姿の蘭さんのチェーンソーがうなりを上げ、木っ端が飛び散る。巨大なミヤマクワガタと“格闘”していた。

 「これは入り口に飾る作品だけど、他の動物は根を張った立ち木が相手。幹や枝ぶりの状態を見ながら造形した」と蘭さん。

 2014年8月から手掛け始め、背丈約4メートルのキリンやクマ、シカ、フクロウなど19体が出来上がった。

 依頼したのは、傾斜地を管理するNPO法人「蜂の舞う里」代表の小出皓治(こうじ)さん(78)。1980年代初頭から約35年、荒廃した里地里山を借り受け、仲間と一緒に環境整備してきた。養蜂家でもあり、越冬したミツバチの養育のため菜の花なども植えてきた。

 「木を単に伐採するのでなく、自然の生命力を楽しめる形にしくてれた」と小出さんは語る。

 21、22の両日には、同所で「第4回篠窪菜の花・桜祭」も開かれる。問い合わせは、「蜂の舞う里」電話0465(85)3215。

【神奈川新聞】


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