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生田緑地保全に尽力 ボランティア団体、国が表彰

社会 神奈川新聞  2015年03月04日 03:00

一昨年に行われた田植え体験(生田緑地整備事務所提供)
一昨年に行われた田植え体験(生田緑地整備事務所提供)

 生田緑地(川崎市多摩区枡形)内で環境保全活動に取り組んでいるボランティア団体「飛森谷戸(とんもりやと)の自然を守る会」が、国土交通省の「手づくり郷土(ふるさと)賞(大賞部門)」を受賞した。都市部の自然を守ろうと地道に続けてきた活動が評価され、3日に生田緑地で同会に認定証が授与された。

 同会は地域住民らが中心となり、1996年に発足。昔ながらの自然を子どもたちに残そうと、古い地域名である「飛森谷戸」を団体名に冠した。

 約30人のメンバーは、生田緑地内の初山地区のうち約2・7ヘクタールで清掃や下草刈り、間伐などを定期的に行っているほか、緑地内の整備計画にも携わる。水田の管理や雑木林の間伐、ホタル育成にも力を入れており、田植え体験や自然観察会、屋外演奏会なども開いている。

 手づくり郷土賞は、個性的で魅力ある地域づくりの優れた取り組みを対象にした国交相による表彰制度。同会は2001年度に同賞(地域活動部門)を受賞しており、今回はこれまでの受賞団体を対象にした大賞部門で表彰を受けた。

 この日の認定証授与式で、同会の高木一弘事務局長(63)=宮前区初山=は、2月に矢澤茂会長が死去したことに触れ、「彼は生前、『ボランティア活動は楽しく、いいさじ加減が大事』と言っていた。彼の遺志を継ぎ、頑張りすぎず楽しみながら活動を発展させていきたい」と気持ちを新たにしていた。

【神奈川新聞】


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