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スポーツ通じ理解を 川崎で親子ら障害者競技体験

社会 神奈川新聞  2015年03月02日 16:40

クラッチと呼ばれるつえを突いてアンプティサッカーを体験する子どもたち=川崎市中原区のとどろきアリーナ
クラッチと呼ばれるつえを突いてアンプティサッカーを体験する子どもたち=川崎市中原区のとどろきアリーナ

 スポーツを通じて障害者と健常者の壁を取り払い、相互理解を深めるイベント「カワサキ・ボーダレス・スポーツ・フェスタ」が1日、川崎市中原区のとどろきアリーナで開かれた。四肢に切断障害のある選手によるアンプティサッカーの親善試合や、車いすによるアメリカンフットボール「ホイールチェアフットボール」などの体験会が行われ、親子連れなどが参加した。

 同フェスタはアンプティサッカーの支援や啓発活動をしているNPO法人ファンズアスリートクラブ(井上秀憲理事長)の主催で、市スポーツ協会の共催。川崎市の魅力やイメージアップにつながる事業に市が補助する市イメージアップ認定事業にも選ばれている。

 親善試合は、2014年の日本選手権優勝チーム「FCアウボラーダ川崎」と県内や関西のチームなどの合同チームが対戦。両チームとも日本代表選手を抱え、つえを突きながらレベルの高い試合を披露して観客を楽しませた。

 試合後の体験会には小学生を中心に市民らが参加。選手からつえの使い方を教えてもらい、片足で歩いたり、ボールを蹴ったりして、その難しさを感じていた。参加した市立東住吉小学校5年の男児(11)は「初めてやった。ボールを蹴り返すところがとても難しかった」と話した。

 ブラジル代表や日本代表としてワールドカップに出場経験のあるエンヒッキ・松茂良・ジアス選手(25)は「障害者スポーツだけれど、ちょっと違うということをみんなに知ってほしい。フェイントや力強いシュートを決めるなど普通のサッカーと同じようなプレーを見せられる」とその魅力を強調していた。

 このほかホイールチェアフットボールでは富士通フロンティアーズの選手をゲストに招き、ミニゲームなどを行った。

【神奈川新聞】


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