1. ホーム
  2. 社会
  3. 発達障害児の支援に理解を 相模原で講演会

発達障害児の支援に理解を 相模原で講演会

社会 神奈川新聞  2015年03月02日 15:50

発達障害の特徴を説明する本田さん=市立あじさい会館
発達障害の特徴を説明する本田さん=市立あじさい会館

 ライフステージに応じた発達障害児の支援について考える講演会が1日、相模原市中央区の市立あじさい会館で開かれた。講師として精神科医の本田秀夫さんが登壇、「障害者が充実した人生を送れる支援を」と呼び掛けた。

 信州大学医学部付属病院子どものこころ診療部長の本田さんはこれまで、自閉症児を中心に発達障害児の診療に当たってきた。障害の特徴であるこだわりの強さやそそっかしさから、社会にうまく適応できなくなるケースが少なくなく、「慢性的ストレスから不登校やうつ状態などの二次障害を起こすと、その後の支援が困難になる」と指摘した。

 その上で、独創性が高く感性が鋭いといった障害の特徴を生かし、社会でうまく生活している例を紹介。具体的な支援方法として、「思春期以前は苦手なことはやらせず、思春期以降に課題を与える」などを挙げ、「どんな大人になるかは育ち方次第」と強調した。

 さらに「どんな人でも自分で課題を解決できれば達成感を味わう。彼らが社会の中で、充実した人生を送れる支援を考えてほしい」と呼び掛けた。

 講演会は4月2日の「世界自閉症啓発デー」の普及活動の一環で、市立療育センター「陽光園」が主催した。

【神奈川新聞】


シェアする