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Jリーグ開幕診断<1>
川崎、新戦力と連係強化

スポーツ 神奈川新聞  2015年03月01日 13:00

今季も川崎の強力な攻撃陣を引っ張るFW大久保(中央手前)
今季も川崎の強力な攻撃陣を引っ張るFW大久保(中央手前)

風間監督が就任4季目を迎えた川崎の攻撃サッカーは、熟成のときを迎えている。新戦力も加わったが、スタイルはほぼ不動の主力選手が継承。それだけに、今季から導入される2ステージの新制度もクラブ悲願のタイトルの追い風になるとみられる。

今季は、昨シーズンまで1次キャンプで行っていたフィジカルメニューをキャンプ前に消化。例年になくボールを使った実戦形式のトレーニングを重視し、急ピッチでチームづくりを進めてきた。

宮崎、沖縄の2度のキャンプでは新戦力を積極的に起用し、連係を強化。2年連続得点王の大久保や日本代表の小林、抜群の突破力を持つレナトらのFW陣に、ロンドン五輪代表の大型ストライカー杉本が加わり、前線のタレントはそろう。主将のMF中村が左足首の手術から復調していることも頼もしい。

一方、守備陣はJ1仙台から加入したベテランセンターバックの角田がすでに存在感を発揮している。的確なコーチングで2年目のDF谷口と最終ラインを統率。スピードとビルドアップに定評のある車屋と、果敢な攻撃参加が持ち味の新外国人エウシーニョの両サイドバックは相手の脅威になる。

昨季はカウンターから失点。シーズン中盤まで首位争いを演じたチームが終盤に失速することにつながった。その課題を解消するため、ボールを失った直後の切り替えの速さへの意識も徹底した。

「(ボールを)取られた瞬間に頑張ろうという話はしている。去年とは決定的に違うところ」と中村。「相手にボールを持たせなければ、何も起こらない」という指揮官の理想をさらに体現する狙いがある。

中村が「自分たちのイメージがシンクロした時には、とんでもないサッカーになる」と言えば、指揮官も「これからもっと面白いサッカーをすれば、もっと強くなるというのは確信している」と断言する。揺るぎなき自信を胸に新シーズンに挑む。

【神奈川新聞】



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