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FWアデミウソン獲得 ブラジル世代別代表

スポーツ 神奈川新聞  2015年03月01日 03:00

J1横浜Mは28日、ブラジルの名門サンパウロに所属し、各年代のブラジル代表歴があるFWアデミウソン(21)=176センチ、74キロ=の獲得が内定したと発表した。期限付き移籍で、期間は2016年1月1日まで。来週中にも来日し、その後に正式契約する。Jリーグデビューは3月14日の第2節、アウェーでのFC東京戦となる見通し。

アデミウソンは欧州のクラブも注目するサッカー王国の逸材で、16年リオデジャネイロ五輪に臨むU-21(21歳以下)の代表チームで背番号10を担っている。華麗なテクニックと抜群のスピードを持ち、前線のポジションはどこでもこなすアタッカーという。

横浜Mはトップ下の中村をはじめ、この日の練習試合ではFWラフィーニャが右足首を痛め、松葉づえを使ってクラブハウスを後にするなど攻撃陣に負傷者が続出。得点力不足解消の切り札として期待される。

◆世界規模の情報網生かす

欧州クラブも一目置くブラジルの若きストライカー、アデミウソンを獲得できた背景には、横浜Mの株主で、イングランドの強豪マンチェスター・シティーを傘下に置くシティー・フットボール・グループ(CFG)とのパイプがある。新指揮官の選考に続いて、提携先のCFGのネットワークを生かした横浜Mの嘉悦社長は「大きなメリット」と明かす。

MF中村、FW伊藤、FWラフィーニャらけが人が相次いだが、同社長によると、CFGにはほぼ毎週、故障者や試合のパフォーマンスなどの情報を報告。クラブはCFGの獲得候補者リストの提供を受け、代理人と交渉を開始したという。

「シーズン開幕前、あるいはシーズン途中で予期せぬことが起きた場合は、必要なアクションをすぐに打つという体制がCFGにはある」と同社長。続けて「Jリーグの一チームでなく、CFGの一員としてのマリノスが交渉している。それが付加価値だと思う」とも語った。

世界規模の情報網を駆使した、これまでのJリーグにはない選手獲得の手法だが、現場も歓迎している。28日に行われた流通経大との練習試合では、主力が出場した1本目で1-1と破壊力のなさをまたも露呈した。

「ゴール前30メートルで自分たちのスピードを上げ、ラストパスを出し、シュートを決め、スペースをつくれる選手」。モンバエルツ監督もそう絶賛する王国の逸材が不安を吹き飛ばせるか。

【神奈川新聞】


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