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川崎市職員ら起訴 官製談合事件で地検

社会 神奈川新聞  2015年02月28日 03:00

川崎市の緑地造園事業の入札情報を漏らしたとして、横浜地検は27日、官製談合防止法違反(入札妨害)の罪で、川崎市建設緑政局技術監理課職員の男(38)=多摩区=を起訴した。また、この情報を受け取ったとして、造園工事会社取締役(50)=高津区=を公契約関係競売入札妨害の罪で起訴した。地検はともに認否を明らかにしていない。

起訴状によると、技術監理課職員の男は2013年7月23日ごろ、生田緑地(多摩、宮前区)西口の園路整備工事をめぐる一般競争入札で、予定価格などを事前に本多被告に教え、同社に工事を落札させて公正な入札を妨害した、とされる。

地検によると、技術監理課職員の男は当時、公園緑地課(現みどりの保全整備課)で大規模な公園の緑地整備を担当しており、庁舎内の休憩や打ち合わせを行うスペースで造園工事会社取締役に工事設計書を見せた。工事は同社が最低制限価格と同額の約1億2300万円で落札した。

地検は犯行の動機を明らかにしていないが技術監理課職員の男は容疑の造園工事会社取締役に落札させたい狙いがあったとみられる。金銭の授受は確認できなかったとしている。

技術監理課職員の男の起訴を受け、川崎市の福田紀彦市長は「市民の皆さまに深くおわび申し上げる。事実関係の把握に努め、二度と発生しないよう再発防止に取り組む」とのコメントを出した。

【神奈川新聞】


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