1. ホーム
  2. 政治行政
  3. 県2014年度補正予算案:観光、人口減に45億円

県2014年度補正予算案:観光、人口減に45億円

政治行政 神奈川新聞  2015年02月27日 03:00

黒岩祐治知事は26日、総額70億2300万円を増額する2014年度一般会計2月補正予算案を県議会に追加提案した。このうち国の「地方創生交付金」を活用する事業に45億7932万円を計上。県内の旅館・ホテルで使える旅行券や県産品の割引販売といった観光消費を喚起する事業のほか、人口減少への対応が課題となる県西・三浦半島地域の活性化事業などを盛り込んだ。

メーンの観光消費拡大事業(予算額27億円)には、▽旅行代理店が神奈川ならではの旅行商品を企画し、代金を半額で販売▽旅館・ホテルで使える「ふるさと旅行券」(額面1万円)を5千円で販売▽お土産店などで使える「お楽しみクーポン」(額面2500円)を3割引きで販売-などの事業を盛り込んだ。

県産品の消費拡大(6億円)では、専用のオンラインショッピングサイトを開設し「かながわの名産100選」などの県産品を期間限定割引(3割引き以上)で販売する。

黒岩知事が注力するヘルスケア分野の市場拡大事業にも3億4千万円を充てる。体の状態を捕捉する端末やスポーツクラブでの健康改善プログラムといった商品・サービスを割引価格で販売。消費者参加型モニター調査を実施し、販路拡大に向けたニーズを調べる。

また、人口減少の課題に対応するため、県による地方版総合戦略の策定費や、戦略に盛り込む事業の先行実施費用も計上。「未病を治す」をキーワードにした県西地域や、サイクリングや海の魅力を生かす三浦半島地域の活性化に向けた事業費が盛り込まれた。

地方創生交付金は、国が自由度の高い交付金として創設。県が提出した実施計画に基づき、3月に交付額が確定する。

◇その他の主な事業◇

■県西地域サイクリングエリア等構築(6300万円)=点在する観光スポットの回遊性を高めるため、自転車のレンタル・返却ができるシステムを複数導入する

■三浦半島広域観光推進(9000万円)=三浦半島周遊の促進に向け、サイクリング用の休憩所や案内表示を整備する

■かながわシープロジェクト魅力づくり推進費(2600万円)=三浦半島地域にダイビング拠点や、マリンスポーツの体験拠点を整備する

■「FeeL SHONAN」キャンペーン事業(2000万円)=神奈川の海の魅力をアピールするCMを制作し、国際線機内や海外ニュース番組などで放映する

■新たな観光の核づくり促進交付金(7500万円)=「新たな観光の核づくり」の認定地域で実施する先導的な地域活性化事業に助成する

■未病産業等普及啓発(3000万円)=「未病(ME-BYO)」の概念やヘルスケア・ニューフロンティアの取り組みを発信するため、海外メディアを招待し視察・取材イベントを実施する

■かながわしごと支援センター(仮称)事業費(1億1700万円)=県内への移住・定住に向け、就労や暮らしに関わる相談、求人開拓、職業紹介などを行うワンストップセンターを設置する

■結婚支援事業費(1900万円)=結婚を希望する若者らを対象にしたバスツアーやイベントを開催する

【神奈川新聞】


シェアする