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危険ドラッグ製造工場 摘発回避へ分散化 2人再逮捕

社会 神奈川新聞  2015年02月26日 03:00

国内最大規模の危険ドラッグ製造工場とみられる拠点を県警が摘発した事件で、中国から国内の郵便局に分散させてドラッグの原料を輸入していた疑いがあることが25日、県警への取材で分かった。拠点から宅配便やバイク便で販売店に商品が卸されていたといい、県警はグループが何重にも摘発対策をしていたとみて調べている。

県警薬物銃器対策課によると、北海道や東京都内などの郵便局に2014年8~11月、計21回にわたり、中国・上海などからの国際郵便が局留めで届いていた。受取人の携帯電話番号と、県警が拠点の家宅捜索で押収した電話の番号が一致したという。

県警によると、那覇市内の郵便局で14年12月、局留めで届いた中国からの国際郵便に指定薬物を含む粉末約1キロが見つかった。この受取人の電話番号も、押収した電話の番号と一致。受取人は架空の人物だったという。

県警は25日、この粉末を輸入したとして、医薬品医療機器法(旧・薬事法)違反の疑いで、東京都杉並区の男(28)と、豊島区の男(37)の両容疑者を再逮捕した。2人の逮捕は3回目。県警の調べに対し、ともに「指定薬物の認識はなかった」などと容疑を否認している。

県警は今年1月、埼玉県川口市のマンション1室を家宅捜索。これまでに統括役とみる学習塾経営の男(37)ら5人を摘発した。県警は、この男も原料の輸入に関与していたとみて調べている。

【神奈川新聞】


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