1. ホーム
  2. 政治行政
  3. 「マリノスタウン」移転検討も 横浜市、観光・エンタメ軸に再整備へ

「マリノスタウン」移転検討も 横浜市、観光・エンタメ軸に再整備へ

政治行政 神奈川新聞  2015年02月26日 03:00

横浜市は25日、みなとみらい21(MM21)地区にあるサッカーJ1、横浜F・マリノスの拠点「マリノスタウン」の土地(61街区)の定期借地権契約が来年5月に終了することを踏まえ、周辺の市有地も合わせた約8・3ヘクタールを「観光・エンターテインメント」を軸に再整備していく方針を決めた。同地区で最大規模の開発となる。一方、施設を運営する横浜マリノスは「移転なども含めて対応を検討中」と話している。

マリノスタウンは、本社機能やトップチームとユースなどの練習場機能、クラブハウス施設などを有し、地域交流の場としても活用されている拠点施設。

市などによると、マリノスタウンの61街区(約4・6ヘクタール)は2005年4月から15年4月まで(第1期区域)と06年5月から16年5月まで(第2期区域)の2区画を親会社の日産自動車が事業用地として借りている。

横浜駅からも近く都心臨海部に位置する一方で、維持費はクラブ運営の大きな負担とみられ、横浜マリノス広報室は「維持費にコストを掛けるよりも(移転して)選手の強化や地元貢献事業などに充てる選択肢もある」と話す。

市担当者は「大事な地元のプロスポーツチームの一つ。可能な限り支援していく」と話し、対話を継続していく考えだ。

隣接する60街区(約1・5ヘクタール)の横浜みなとみらいスポーツパーク(契約期間・06年7月~15年3月)は市体育協会が契約しており、現在は1年ごとに契約を更新。今回の市の再整備方針を踏まえ、マリノスタウンに合わせて対応を決めていくとみられる。62街区(約2・2ヘクタール)は空き地となっている。

60、61、62街区は計約8・3ヘクタールで、MM21地区では過去最大規模の開発エリアとなる。25日の市会予算特別委員会局別審査では、関勝則氏(自民党)と小粥康弘氏(民主党)が同街区の街づくり方針について質問。市幹部は「大規模集客施設やミュージアム・博物館など、子どもから大人まで国内外のさまざまな人たちが楽しめると同時に文化や歴史、自然などを学ぶことができる要素を備えた展示・観覧・体験機能を持つ施設を想定している」と説明。「大変重要な土地。戦略的に土地の公募を実施していきたい」と述べた。

【神奈川新聞】


シェアする