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住民力で太陽光発電 16年稼働へ合同会社設立 二宮

社会 神奈川新聞  2015年02月18日 03:00

今後の活動計画などを話し合うグリーンエネルギー湘南の社員ら
今後の活動計画などを話し合うグリーンエネルギー湘南の社員ら

二宮町で自然エネルギーの地産地消を目指し、町民らが合同会社「グリーンエネルギー湘南」を設立した。町内の公共施設の屋根や休耕地などに太陽光発電パネルを設置して発電所を展開、将来的には売電益を町内の公共サービスなどに活用していく考えで、「2016年半ばに発電所を稼働させたい」と意気込んでいる。

同社は、町内の住民ら19人と1法人が出資し、1月に設立された。環境関連のNPO法人の役員だった水口圭三さん(67)=二宮町富士見が丘=ら3人が代表社員を務める。資本金は38万円。

発電所の具体的な設置場所は今後、行政などと話し合いながら詰めていく。設置費用は発電所ごとに私募債や借入金、町民らによるファンドなどで賄うことを検討している。

東京電力への売電で将来的に利益が出れば、公共施設やコミュニティーバスの運営費などの一部に充てる仕組みをつくり、公共サービスの質・量の充実に役立て、地域活性化にも貢献したいとしている。

また、町民や行政、企業などが力を合わせて自然エネルギー利用に取り組むことなどをうたう条例づくりを町に働き掛けていく。

大磯町では、住民らが設立した一般社団法人「大磯エネシフト」(会員約100人)が「みんなの発電所」と名付けた太陽光発電所を町内2カ所で稼働。また議員提案で省エネルギー・再生可能エネルギー利用推進条例が制定され、4月に施行される。

水口さんは「地元でつくったエネルギーを利用し、地元を活性化させていくというサイクルを実現させたい」と目標を掲げた上で、「大磯など近隣の団体と連携することも考えている」と話している。グリーンエネルギー湘南の問い合わせは水口さん電話090(8174)3932。

【神奈川新聞】


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