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工事中の段葛 写真で花見気分に 鎌倉で企画展

社会 神奈川新聞  2015年02月16日 03:00

満開の段葛などを収めた写真が並ぶ展示=カトレヤギャラリー
満開の段葛などを収めた写真が並ぶ展示=カトレヤギャラリー

鎌倉の目抜き通り・若宮大路と桜の写真を集めた企画展が15日、鎌倉市小町のカトレヤギャラリーで始まった。再整備工事のため仮囲いに覆われ、今年は花見のできない「段葛(だんかずら)」の春の風情を、写真で楽しんでもらおうと企画された。24日まで。

段葛の両脇を走る若宮大路を中心に、市中の桜を収めた写真は、NPO法人かまくら緑の会理事長の高柳英麿さんが撮りためたもの。1974年6月に高柳さんを含む地元商店主らが若宮大路沿いに桜の木を植えたのを皮切りに89年、同会が結成され、市内で植樹や手入れの活動を担ってきた。

満開の段葛と、見上げる市民たちの明るい表情、散り始めた花びらが薄紅色に染める地面など、華やかな作品が並ぶ一方で、大正時代から人々を楽しませてきた老木のひび割れた木肌を鮮明に捉えた作品も加え、木々への慈しみも感じさせる内容となっている。来観者たちは写真に見入り、「きれいね」「懐かしい風景だわ」と目を細めていた。

段葛は1182年に源頼朝が妻・北条政子の安産を祈願して造営したとされる。老木の植え替えや石積みの改修のため、現在は約1年半にわたる再整備工事中で、高柳さんは「写真を通して桜を楽しんでほしい」と話している。

午前10時から午後5時まで。入場無料。問い合わせは、同ギャラリー電話0467(23)2530。

【神奈川新聞】


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