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植生を守る「パチパチ」 仙石原湿原で火入れ

神奈川新聞  2015年02月14日 03:00

音を立てて燃える枯れ草=箱根・仙石原湿原
音を立てて燃える枯れ草=箱根・仙石原湿原

箱根湿生花園(箱根町仙石原)に隣接する仙石原湿原植生復元区で13日、湿原保全のための火入れが行われた。復元区の半分に当たる約1ヘクタールの枯れ草や幼木を、25分ほどで焼き払った。

バーナーから放たれた火はパチパチと音を立てながら燃え広がり、高さ0・5~2メートルのススキやヨシなどを勢いよく焼いた。同園によると「今年は空気が乾燥していて風もあったので、例年よりよく燃えた」という。

火入れは樹木の繁茂などから湿原の植生を守るため、1989年からほぼ毎年行われている。炎の最高温度は200度を超えるが、地表は22度ほどにとどまるため、地下の動植物への影響はないという。

灰は土の養分となり、春が来ると自生しているノハナショウブやトキソウなどが再び芽吹く。

【神奈川新聞】


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