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竜巻か 厚木で被害 新たな注意情報は県内初

社会 神奈川新聞  2015年02月14日 03:00

マンション8階のベランダから撮影された竜巻とみられる突風。さまざまな物を巻き上げながら、マンションに近づくように東に進んだという=13日午後3時12分、厚木市長谷(住民提供)
マンション8階のベランダから撮影された竜巻とみられる突風。さまざまな物を巻き上げながら、マンションに近づくように東に進んだという=13日午後3時12分、厚木市長谷(住民提供)

厚木市で13日、竜巻とみられる突風が吹き、住宅や倉庫計9棟と乗用車2台が破損した。横浜地方気象台は、目撃情報を基に県西部に竜巻注意情報を発表。気象庁の新しい発表体制による県内初のケースで、全国でも昨年の新潟に続いて2例目となった。

厚木市や厚木署によると、午後3時10分ごろ、同市長谷で強風が吹き、電柱から火花が散っていると、近隣住民から110番通報があった。被害は東西約350メートル、南北約250メートルの範囲に広がっており、住宅の窓ガラスや乗用車のガラス、倉庫の屋根の一部が破損したほか、倉庫脇の金網フェンスが約70メートルにわたって倒れた。けが人はいなかった。

同気象台によると、当時、厚木市周辺は日照で地表が温められ、上空に冷たい空気が入り込んで大気の状態が不安定になっていた。同気象台は「現時点で竜巻かどうかは分からない」と説明。14日に機動調査班を現地に派遣し、被害状況などを調べる。

現場は小田急線本厚木駅の西約3キロの農地と住宅、企業などが混在する一角。

気象庁は昨年9月、竜巻の目撃情報を取り入れた竜巻注意情報の発表を開始。この日は午後3時20分ごろに、市消防本部などを介して同気象台に目撃情報が寄せられ、同42分に竜巻注意情報を発表した。

同気象台は「目撃情報によっていち早く注意情報を発表することができた。今後もケースを蓄積して、さらに有効なものにしたい」と話した。

【神奈川新聞】


竜巻とみられる突風の発生場所
竜巻とみられる突風の発生場所

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