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子どもの居場所考えて 上映会とトークイベント

話題 神奈川新聞  2016年12月14日 02:00

「子どもの居場所」をテーマに開かれたトークイベント=川崎市教育文化会館
「子どもの居場所」をテーマに開かれたトークイベント=川崎市教育文化会館

 「子どもの居場所」をテーマにした映画の上映会とトークイベントが12日夜、川崎市教育文化会館(川崎区)で開かれた。日雇い労働者の街・釜ケ崎(大阪)での取り組みを参考に、子どもを取り巻く現状や課題を語り合った。

 上映したのは、釜ケ崎で約40年続く子どもの集いの場「こどもの里」に密着したドキュメンタリー映画「さとにきたらええやん」(2015年)。家庭の問題などに悩みながら成長していく子どもや、寄り添う大人の姿を伝えている。

 トークイベントには、運営するNPO法人こどもの里(大阪市)の荘保(しょうほ)共子理事長と、NPO法人フリースペースたまりば(川崎市高津区)の西野博之理事長、川崎市ふれあい館(川崎区)の職員鈴木健さんが登場した。

 「一見すると非行少女だが、実は自分の身を守る行動だった」。荘保理事長は、家出を繰り返していた少女が父親から性的虐待を受けていた事例を紹介。「当時少女は友人にしか話せず、大人は気付けなかった。そうした行動が子どものSOSになっている」と説いた。

 鈴木さんは「児童相談所に行きたがらない子や行かせたくない親も多い。何かあった時に友人とも離れず、守ってもらえる環境があれば」と指摘し、西野理事長は「安全に家を出られる環境づくりに取り組むべき」と訴えた。

 イベントは日本共産党川崎市議団の主催で、約200人が参加した。


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