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【動画】ホンダが7年ぶりにF1参戦 黄金期再び 「新しい歴史を開く」

スポーツ 神奈川新聞  2015年02月11日 03:00

マクラーレン・ホンダのドライバー(左から)フェルナンド・アロンソ、ジェンソン・バトン
マクラーレン・ホンダのドライバー(左から)フェルナンド・アロンソ、ジェンソン・バトン

今季7年ぶりにF1に復帰するホンダが10日、東京・南青山の本社で記者会見を開いた。ステージにはパワーユニットを供給するマクラーレンのドライバーを務める、フェルナンド・アロンソ(33、スペイン)とジェンソン・バトン(35、英国)、チームの経営母体であるマクラーレン・テクノロジー・グループのCEO、ロン・デニス(67、英国)、ホンダの伊東孝紳社長(61)、新井康久ホンダF1プロジェクト総責任者(57)が登壇。伊東社長は「ホンダのアイデンティティーのひとつはチャレンジ。志をひとつにして、新しい歴史を開きます」と力強く宣言し、アロンソは「ドライバーとして3度目のタイトルを獲りたい」と新天地にかける思いを語った。

タッグを組むマクラーレンは1983年から92年にもエンジンを供給。アイルトン・セナ、アラン・プロストのふたりがステアリングをにぎった88年には16戦15勝という強さで他を圧倒し、黄金期を築いた。リーマンショックのあおりを受け手撤退した2008年12月から、7年。会見場となった本社前には、88年に世界を駆けた「MP4/4」や、昨年のアブダビテストを走った「MP4-29H/1X1」など歴代のマシンがずらり。ホンダが第4期に賭ける熱い思いを感じさせた。

世界選手権は3月13日に豪州で幕が開ける(15日決勝)。23年ぶりにコンビを組んだチームは、今月初めにスペインのヘレス・サーキットで行われた合同テストで、実践に向けた取り組みを本格的に開始。新開発した「Honda RA615H」を搭載した「MP4-30」は、熱害などのトラブルがあり、ライバルたちに大きく水を開けられたが、新井ホンダF1プロジェクト総責任者は「パッケージがタイトなので、熱の問題が出るのは分かっていたこと。コンパクトであることは我々の武器。バルセロナのテスト(19日から)で熱害を克服し、最善の状態で開幕を迎えたい」と話していた。

元王者同士の両ドライバーには、スペインのテストが順調でなかったことが、不安材料ではという質問が多く飛んでいたが、アロンソは「フルポテンシャルで試していないので、何とも言えない。トラックやレースで走ることによって、どこまで戦うことができるのかが見えてくる。いつ勝利できるかなど、具体的な目標設定をするのはまだ早い」と一拭。「バトンと僕と優勝した回数を合わせたら、500勝くらいになるはず。雨が降ったり、レースを続けていく中では難しい局面にぶつかるときもある。そういうときに重ねてきた僕たちの経験が、チャンスに繋がる」と落ち着いた表情でコメント。最後に「僕はあと2年、フェラーリとの契約が残っていた。2年間フェラーリにいた方が楽だったという人もいるかもしれないけれど、僕は2位に甘んじるつもりはない。本来いるべきチームにいると思っている」と口元をひきしめると、報道陣から拍手が。大きくうなづいたアロンソは、右手親指で「グー」サインを出し会場を後にした。

バトンは、「僕はホンダとも、マクラーレンとも何年間か仕事をしてきたけれど、両者が一緒になって仕事をするのは今回が初めて。僕にとってセナやプロストがいたマクラーレン・ホンダは特別な存在。競争力が激しいいま、勝つことは容易ではないけれど、チャレンジすることは、やりがいでもある。今度こそ一緒にワールドチャンピオンをつかみたい」と決意をにじませ、最後に「がんばります!」と日本語で語り笑顔を見せていた。

【神奈川新聞】











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