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厚木市長選:あす告示 現新の一騎打ちか

政治行政 神奈川新聞  2015年02月07日 03:00

4年前と同じ顔合わせになった厚木市長選公開討論会=市文化会館
4年前と同じ顔合わせになった厚木市長選公開討論会=市文化会館

任期満了に伴う厚木市長選が8日告示される。これまで、現職で3選を目指す小林常良氏(65)と新人で厚木薬剤師会会長の石射正英氏(61)がいずれも無所属で立候補を表明している。投開票は15日。

やはり両氏の一騎打ちとなった前回は、保守分裂の激しい戦いとなり、小林氏が約8千票差で制した。今回も前回同様に大きな争点は見られない。

小林氏は「厚木市は経営革新度調査で全国1位になるなど行政改革の成果が見え始めた。市民協働など引き続き改革を進めて元気な街にしたい」などと実績をアピールしている。

石射氏は「さらに4年間、小林市政を見てきたが、街の停滞感は払拭されていない。本厚木駅周辺の中心市街地の活性化も遅れている」などと批判、市政の刷新を訴えている。

昨年12月2日現在の有権者数は、18万247人(男9万3271人、女8万6976人)。

◆「立地の優位性生かす」小林氏/「人のにぎわいが第一」石射氏

任期満了に伴う厚木市長選(8日告示、15日投開票)の立候補予定者による公開討論会が5日夜、同市恩名の市文化会館で開かれた。3選を目指す現職の小林常良氏(65)と新人で厚木薬剤師会会長の石射正英氏(61)が参加、それぞれ政策などを訴えた。厚木青年会議所の主催。

まず自己アピールで、小林氏は2期目の公約に掲げた(1)経済活性化・企業誘致(2)子育て・教育環境日本一(3)行財政改革の徹底-の改革などの成果を説明、マニフェスト達成率82・6%の高い実績を訴えた。

石射氏は二十数年の医療従事者と2期8年の市議の経験を踏まえ、健康で長生きして高い幸福感が得られる市政の実現を主張。このほど第1期工事が終わった新しい市立病院の機能充実に自信を示した。

続いて地域活性化、災害対策、少子高齢化など四つの個別テーマについて意見を交わした。

小林氏は「都心から車で約1時間の立地、丹沢や相模川など豊かな自然といった都市の優位性を生かしたい」と説明、中心市街地で計画中の再開発事業の着実な実行を強調した。

石射氏は「街の活力を取り戻すのは人のにぎわいが第一。多くの人に移り住んでもらうために、女性が輝けるような生き方や働き方を支援することも必要」と説明した。

深刻化する少子高齢化対策では、石射氏が昨年10月の時点で市内保育所の待機児童が267人となり、人口比では県内最多になったと指摘。これに対して小林氏は「働きたいという母親が増えているため。受け皿づくりを民間と協力して進めて待機児童ゼロを目指していく」と答えた。

逆に、小林氏は政策を実現させるための財源確保策について質問。石射氏は「無駄を排除する。例えば、整備中の健康こどもの森に日本一の滑り台は必要なのか。総合計画も廃止したい」と語った。

【神奈川新聞】


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