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先端の環境技術発信 各分野138団体参加 とどろきアリーナ

経済 神奈川新聞  2015年02月06日 03:00

開幕した「川崎国際環境技術展2015」。各ブースでは先進技術や製品が紹介されている=とどろきアリーナ
開幕した「川崎国際環境技術展2015」。各ブースでは先進技術や製品が紹介されている=とどろきアリーナ

公害を克服した川崎の優れた環境技術を世界に発信し、国内外の企業とのビジネスマッチングを促進させる「川崎国際環境技術展2015」が5日、川崎市中原区のとどろきアリーナで始まった。ことしで7回目を迎え、環境改善やリサイクル、省エネなど多彩な分野の技術や製品を紹介している。6日まで。

市などでつくる実行委員会の主催。市内企業を中心に産・学・官から138団体が出展した。このうち48団体は中国やベトナム、米国などからの参加。オープニングセレモニーで福田紀彦市長は、「川崎は全国に誇る環境先進都市になった。その経験やノウハウを世界に見てほしい」とあいさつした。

小型電気自動車の設計・開発などを手掛ける「FOMM(フォム)」(川崎市幸区)は、4人乗りのコンセプトモデルを展示した。水に浮き、水害に巻き込まれた場合にはジェット水流で水面を移動できるエマージェンシー機能を備える。タイに合弁会社を設立し、2016年から現地で生産、販売する計画だ。

水道用ろ過材メーカーの「日本原料」(同市川崎区)は、スーツケースほどのサイズに折り畳める軽くて小型、電源も必要ないろ過装置の試作機を展示。フィルター交換も不要で、「小さくても、汚れた水を飲料水レベルにできる」と担当者は話した。

回収したペットボトルを化学分解し、きれいなペットボトルの原料となる樹脂を作る技術を紹介したのは「ペットリファインテクノロジー」(同)。何度でもリサイクル可能で、担当者は「完全循環型リサイクルを実現」と言い表した。

この日は、国連工業開発機関(UNIDO)主催の視察ツアーも訪れ、エチオピアやインドネシアなど20カ国から駐日大使を含む大使館関係者24人が、先進的な環境技術に触れた。

また「災害時に役立つ川崎の環境技術」をテーマに、企業が持つ防災・減災につながる技術や復旧・復興に役立つ製品技術、市の災害への取り組み、身近な防災対策などを紹介している。

午前10時~午後5時。入場無料。

【神奈川新聞】


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