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「原発ゼロ」社会目指して 市民主導の太陽光発電、川崎市で通電式

社会 神奈川新聞  2015年02月02日 03:00

「原発ゼロ」の社会を目指し、マンション屋上に設置された100枚のソーラーパネル=川崎市中原区
「原発ゼロ」の社会を目指し、マンション屋上に設置された100枚のソーラーパネル=川崎市中原区

「原発ゼロ」の社会を目指し、市民主導の再生可能エネルギーによる発電を広げようと活動する川崎市のNPO法人「原発ゼロ市民共同かわさき発電所」は1日、同市中原区のマンション屋上に設置した太陽光による発電所第1号機の通電式を行った。

同法人は、東京電力福島第1原発の事故後、脱原発を訴えてきた弁護士や建築関係者、主婦らがメンバー。勉強会を重ねながらエネルギー転換の可能性と実践の場を探ってきた。

第1号機はソーラーパネル100枚を備え、最大25キロワット(家庭用エアコン50台分)を発電する。建設資金800万円は、活動に共感した市民34人から協力金として得た。

通電式は、第1号機から近い市国際交流センター(同区木月祗園町)で行われ、約100人が参加した。現地見学に続き、エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議代表理事の鈴木悌介さん(鈴廣かまぼこグループ副社長)らが「エネルギーの地産地消」などをテーマに記念講演。その後、現地でスイッチが押され発電が開始、その様子は同センターで中継された。現地ではハワイアンのソロライブも行われた。

生み出した電気は電力会社に売却し、その利益を再生可能エネルギーの普及などに活用していく計画だ。

同法人の川岸卓哉理事長(29)は「活動はスタートしたばかり。原発がなくなるまで、再生可能エネルギーの普及に取り組んでいきたい」と話していた。

【神奈川新聞】


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