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乗り合いタクシー運行 善行地区東部で2路線 来月から採算性調査

社会 神奈川新聞  2015年01月31日 03:00

車体にステッカーを掲示した乗り合いタクシー (藤沢市提供)
車体にステッカーを掲示した乗り合いタクシー (藤沢市提供)

交通不便地域の解消へ、藤沢市は2月2日から、善行地区東部で乗り合いタクシーの実証運行を始める。公共交通の実証運行は、バスも含めて同市では初めて。小田急線善行駅東口を起点とする二つの循環路線を3月末まで運行し、利用状況を調べて本格運行への検討材料とする。

実証運行は、国道467号以東から境川沿いの地域が対象。坂が多い地形だが、善行駅方面へのバス路線がなく、高齢者や子育て世代の交通手段の確保が長年の課題となっていた。

地元住民は2010年度から、公共交通を導入できないか自主的に検討を開始。市も現状を改善する必要性が高いと判断し、まずは採算性を見極めるため実証運行に乗り出した。

運行路線は、亀井野公園や亀井野団地を循環する01系統(8停留所)と、立石公園や立石ハイツを循環する02系統(9停留所)の2路線。ともに平日の午前9時台から午後5時台に12便ずつ運行する。

市内のタクシー会社2社が運行を担い、市は収入に応じて委託金を支払う。5人乗りタクシーを使用し、乗車人数を超えた場合は無線で別の車両を呼ぶなどして対応する。料金は大人250円、小学生130円、未就学児は大人1人につき2人まで無料。

本格運行に踏み切るかどうかはあくまで交通事業者の判断といい、市都市計画課は「利用者が多くなればなるほど、本格運行が現実味を帯びてくる。市内初の事例でもあり、成功すればモデルケースにもなる」と意義を強調している。

【神奈川新聞】



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