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交流通じ地域に新風 法大生、住民招き報告会 城山湖周辺つながりプロジェクト

社会 神奈川新聞  2015年01月31日 03:00

城山湖周辺地域での交流を振り返った「つながりプロジェクト」の報告 =法政大学多摩キャンパス
城山湖周辺地域での交流を振り返った「つながりプロジェクト」の報告 =法政大学多摩キャンパス

城山湖周辺地域(相模原市緑区)を活性化させようと、法政大学の学生9人が地域住民らと交流する「つながりプロジェクト」に取り組んでいる。30日には、活動を通して関わってきた地域住民らを招いて、報告会を行った。

同プロジェクトは、同大多摩キャンパス(東京都町田市)の多摩地域交流センターに登録している学生活動。この日の報告会では同プロジェクトのほか、同区牧野地区など各地で活動するチームなど、同センターに登録する10団体が活動発表を行い、地域住民ら約100人が耳を傾けた。

2013年度に始まった同プロジェクトでは当初、学生側は「観光資源を探って、たくさんの人を城山に」と、若い世代のアイデアを生かした観光振興を目標としていた。しかし地域住民に意見を聞くと「外から人を呼ぶよりも、もともと地域にいる人を元気にしたい」と、学生の思いと地域住民の間にギャップがあることに気づいた。

そこで目標を「地域で話し合って新たな地域活性化のプロジェクトを行う」こととし、まずは住民と学生が関係を深めようと、昨年度から月1回「カタリバ」と名付けた意見交換会を実施。夏祭りでは、住民に交じって学生もみこしを担ぐなど、地域の行事に顔を出して交流を深めた。

昨年12月には、プロジェクトの一つの具体化として「地元めし交流会」を実現。老人会メンバーが講師役となり、城山地区の郷土料理を学生や地域住民らに教えた。参加者らは、郷土料理の現代風アレンジを考えた。プロジェクトのリーダーで社会学部3年生の助川功樹さん(21)は「一過性のイベントではなく、長期的に継続できるようにしたい」と意気込む。

助川さんは「学生にとっては、地域を知る機会になり、地元の方にとっては地域の魅力を見直すきっかけになったのではないか」と意義を強調する。活動に協力する城山湖里地里山観光振興協議会の柳川静徳(やすのり)会長も「地域に学生が新しい風を吹き込んでくれた。今後もいい意味での変革をしてほしい」と若者の活力に期待していた。

【神奈川新聞】


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