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横浜横須賀道路 来年4月から490円値下げ

社会 神奈川新聞  2015年01月24日 03:01

馬堀海岸IC=横須賀市馬堀海岸
馬堀海岸IC=横須賀市馬堀海岸

◇最長で950円に

政府は23日、自動車専用道路「横浜横須賀道路」の全線(狩場-馬堀海岸)で、現行1440円(普通車=最長区間)の料金を来年4月から950円に値下げする方針を明らかにした。横横道路の料金は首都圏の高速料金の中で際立って高く、県や地元市などが値下げを求めていた。2016年度に予定する高速料金体系の見直しに合わせて引き下げる。

菅義偉官房長官(衆院2区)が同日、道路料金引き下げの要望に訪れた黒岩祐治知事と自民党県連幹事長の竹内英明県議、小泉進次郎衆院議員(11区)と首相官邸で面談し、「要望をいただいてきた横横道路は、政府として950円に下げる。すでに具体的な作業に入っている」と述べた。

現在、横横道路に適用されている土日祝日割引(普通車の自動料金収受システム=ETC=で3割引き)、深夜割引(全車種3割引き)を廃止し、普通車で全線950円(引き下げ率34%)を基準にして、各区間、各車種の料金を見直すことになるという。

首都圏の高速道路は建設時期や建設費の違いがあるため、複数の料金体系が混在。中でも横横道路の料金は1キロ当たり44・0円と、第3京浜道路(15・7円)などより割高になっている。

国土交通省の社会資本整備審議会部会は今月15日、高速道路ごとのばらつきを是正するため、発着地が同じならルートにかかわらず同額となる料金体系に統一するなどとした基本方針案を決定。国交省は今夏に受ける答申を踏まえ、秋にかけて料金を見直す予定。

審議会部会が「参考にすべき」とした大都市近郊区間(1キロ当たり36・6円)の料金水準などを基に横横道路を試算した場合、全線で1100円台となるが、菅氏はさらに踏み込んで引き下げる考えを示した形だ。

横横道路は国道16号の渋滞緩和策として建設され、1979年9月から順次開通、2009年3月に全線が開通した。用地買収などの整備費がかかったため、料金が高く設定されていた。料金が引き下げられた場合、輸送費軽減による三浦半島の経済活動の活発化や企業誘致の増加、観光客の増加などに加え、国道16号の渋滞緩和も期待される。

菅氏は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)についても「首都高と同じような料金にし、利用しやすくしたい」と述べた。

【神奈川新聞】


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